長崎の世界遺産「軍艦島」に行ってきた。上陸できたかどうかは…。
今年の春先(三月末)に長崎を訪れたついでに、前から気になっていた軍艦島ツアーに参加してきました。
軍艦島
「軍艦島」は通称で、正式には「端島(はしま)」という無人島です。
長崎市の条例により、事業許可を受けた業者(ツアーなど)で案内された人だけが指定された見学区域に立ち入ることができます。
また、上陸の可否には波や風、視界といった天候の条件があり、当日のその時刻にならないと上陸できるかどうかわかりません。
ツアー自体の費用は安くないしキャンセル料もかかるので、上陸が目的で行くととてもがっかりする可能性があり、それなりの覚悟が必要です。(上陸出来ない場合は、どのツアーも共通で上陸料の300円だけ返金されます)
ツアーは複数の業者が催行しています。料金に若干の差はありますが、船の設備やガイドの質で選ぶと良いと思います。
実際に行ってきた
ツアー業者は「軍艦島コンシェルジュ」(株式会社ユニバーサルワーカーズ)を選びました。
HPに「公式」とありますが、別に長崎市が運営しているわけではありません。業者の公式HPというだけです。ちょっと紛らわしいですね。
若干料金は高めですが、デジタルミュージアムを併設しており、上陸出来なかった場合はデジタルミュージアムの入館が無料になります。
また、船の設備も新しいようなので選びました。
受付・乗船
このデジタルミュージアムは大浦天主堂に続く坂道の下にあり、ツアーの受付もここで行なっていました。
乗船する場所は、デジタルミュージアムから徒歩数分の距離です。
乗船待ちする待合所(トイレ有り)も桟橋にありました。
そして、乗船した船がこちら。
ちょっとお高いプレミアムチケット購入者が先に乗船します。
中は2階建てで、2階の後部にはオープンエアな座席もあります。
真冬や真夏は厳しいと思いますが、気候がいい季節ならオープンエアシートはおすすめです。風の吹き込みもそれほど無く、後ろだからといって極端に揺れが大きくは感じませんでした。
伊王島
軍艦島に向かう途中、伊王島の港によってここからツアーに参加する客を乗せました。(この後、ここに寄港する行程はなくなり、直行だけになったようです)
軍艦島
さらに進んでいくつか島を通過すると、いよいよ軍艦島が見えてきます。
時間はかかりますが、その間もスライド映像を交えてガイドさんが関連情報を説明してくれ、話も内容も面白いので飽きませんでした。
軍艦島に到着、ここで船長から上陸できるかどうか確認結果がアナウンスされます。
上陸可能なら、下の写真(真ん中あたり)に写っている桟橋から上陸します。
で結果は、、、上陸不可でした(残念)
周遊・写真撮影
上陸出来ない代わりに、島の周りを周遊して写真撮影時間に充ててくれました。
予定していた時間をたっぷり使って、船をベストポジションに止め、ガイドさんが詳細に説明してくれ、さらには座席位置に不公平ないよう船の向きを変えてくれました。
上陸して撮れる写真は、悪く言えばただの廃墟ですが、海から撮る写真は紛れもない「軍艦島」です。
好みは分かれるでしょうか、これはこれで写真好きの人には大いに価値があるのでは、と思いました。
たっぷり時間を使って撮影でき、参加者のほとんどが満足したところで船は軍艦島を離れ、長崎港へと向かいました。
上陸出来ないのは残念でしたが、天気も良く、船に酔うこともなく、寄港後はデジタルミュージアムも見れてほぼほぼ満足でした。
上陸できる確率
ツアー業者の公式HPには上陸率が掲示してありますが、これは上陸条件が厳しくなる前からの平均値だと思います。
上陸できる確率は、季節によって変動するようですが、この時(3月末)は(前後数日を見たところ)6割強(3回に1回は上陸できない)でした。天気が良くても風があると波が高くなるので天気予報もあてにならず、素人には完全に運任せです。
ども業者も上陸ツアーだけを売りにしているので、上陸出来なかった場合の対応が悪く見えてしまいますね。いっそのこと、(上陸しない)周遊ツアーを同額で併売して、「上陸出来ない時は周遊ツアーに切り替えます」と説明すれば、「損した感じ」はしないのに、と思いました。
機会があれば(上陸出来そうな時に)再度リベンジしたいと思います。
おしまい
京都の嵐山にある福田美術館に行ってきた。ミュージアムカフェからの眺めが素晴らしい。
少し前ですが、2021年の秋に京都の嵐山にある福田美術館に行ってきました。
福田美術館
福田美術館は2019年10月に嵯峨嵐山に開館した私設美術館です。
コレクションもさることながら、渡月橋のすぐ近く、桂川沿いという立地が素晴らしいですね。
場所はこちら。渡月橋から川沿いに少し歩いた場所にあります。
実際に行ってきた
美術館の入り口は仰々しくなく、さりげないけど品があります。
入ってまず目につくのが水を一面に張った見事な内庭。右に見えるガラス張りの部屋はカフェです!
ミュージアムカフェ
カフェには窓際に長いカウンター席があり、そこに座って見える景色がこちら。
このためだけにも入館する価値ありです。
頂いたのたモンブランパフェ(だったかな?)。
てっぺんには福田美術館のロゴがあしらってありました。
コレクション
こちらの美術館、カメラ撮影がOKでした。
展示作品はどれも素晴らしいのですが、気に入ったのものをいくつか。
こちらは伊藤若冲の群鶏図
ダイナミックな筆遣いで今にも動き出しそう。
こちらは円山応挙。応挙のワンコはいつ見ても可愛いです。
他にも見応えのある作品ばかり。
カフェも素晴らしいので、嵐山を訪れた際には外せない場所となりました。
おしまい
YOKOHAMA AIR CABIN(横浜エアキャビン)に乗ってきた。
2021年の秋に、横浜の都市型ロープウェイYOKOHAMA AIR CABIN(横浜エアキャビン)に乗ってきました。
YOKOHAMA AIR CABIN(横浜エアキャビン)
YOKOHAMA AIR CABIN(以下、エアキャビン)は乗り物としてはよくあるロープウェイです。
ただし、その運行場所がとても特殊。
よくあるロープウェイは、山を登るため、もしくは川や入江を横断するため、自然の景観を楽しむ場所に設置されています。
でもこのエアキャビンは、横浜の人気スポットである「みなとみない」の上を通って横断するという(日本初?)都市型のロープウェイです。
公式HPはこちらです。
乗り場はここ。JR桜木町駅のすぐ目の前です。迷うことはまずないですね。
降り場は、ワールドポーターズのすぐ隣、赤レンガ広場にほど近い場所です。
もちろん、どちらかも乗車することができ、片道でも往復でも利用が可能です。
実際に乗ってきた
今回は、運河パーク駅で乗車して、桜木町駅まで片道で利用しました。
その時のタイムラプス映像がこちら。
観光客がそぞろ歩く遊報道や運河、車の走る大通りの上を、
ロープウェイで移動するのは新感覚でした。
大観覧車やランドマークタワーの景色はバッチリ見えます。
夜に搭乗すればキレイな夜景が楽しめることでしょう。
大観覧車とセットで割引になるセット券も販売しています。
横浜を観光するときには試しに一度、利用してみる価値ありです。
おしまい
テオ・ヤンセン展に行ってきた。巨大なビーストが動くデモンストレーションは圧巻(動画あり)。
以前から観たいのにタイミングがあわず空振り続きだった「テオ・ヤンセン展」、念願かなって観に行ってきました。
テオ・ヤンセン
テオ・ヤンセン氏はオランダのアーティストにして物理学者。
アートと科学が融合した作品を多数生み出していて、風力で動作するストランドビースはその集大成とも言える代表作品です。
一度見たら忘れられないストランドビースの造形と動きは日本でも大人気、全国各地で幾度も展示が行われています。
ご本人の公式HP(日本語)はこちら。
主に現代美術の美術館で展示が行われますが、なんと実際に動くデモンストレーションが目の前で見られます。
巨大なアート作品が巧妙な仕組みで動き始める様は、子供はもちろん大人も興奮すること間違いなし。
ストランド・ビースト
サイエンティストでもあるテオ・ヤンセン氏が作り出したストランドビースト。(オランダ語で砂浜を意味する“Strand”と生命体を意味する“Beest”の2語をつなげた造語)
氏はこれを人が創った新しい生命体として紹介しています。
長い年月をかけてビーストは進化していて、その過程で形を変え、生命機能を増やしています。
テオ・ヤンセン展ではそのビーストの基本的な仕組みや長い進化の過程を知ることができます。
実際に行ってきた
今回は熊本市現代美術館(CAMK)で開催されたテオ・ヤンセン展を見に行ってきました。
場所はこちら。
路面電車の駅「通町筋」からすぐの繁華街、日航ホテルとデパートの入ったビルの3階にあります。
展示
入り口では早速、ビーストがお出迎え。
実物を見るとその大きさにびっくり。
これが風力だけで動くとは俄かに信じがたいです。
ホーリー・ナンバー
ビーストがどうやって「歩行」するのか。その基本的な気候が模型で展示されていました。
実際に手で回して動きを体感できます。
13という数字がまた意味深ですね。
オムニア
ビーストには進化の過程でそれぞれシリーズ名がついていて、今回の展示でもっとも進化している最新ビーストがこれ「オムニア」です。
ビーストは進化の過程で様々な機能を獲得しているので、オムニアはたくさんの機能を備えています。
12メートルの巨体が実際にデモンストレーションで動きます。
アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ
もう一つ、実際にデモンストレーションで動くビーストがこれ「アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ」。
2014年の長崎県美術館で行われた展示会向けに作成されたもので、長崎らしく帆船がモチーフとのこと。
デモンストレーション前は帆を畳んだ状態ですが、
デモンストレーションではこの通り帆を広げて前進します。
最前列で見ていると、思わず後ずさる迫力があります。
他にも盛り沢山
展示は他にも沢山あります。
こちらは頭?尻尾?を動かすデモンストレーションを見せてくれました。
まるで「会話しているよう」な不思議な動きが見る人を魅了します。
展示にはこんな懐かしのコンピュータも。ヤンセン氏が使用したものとか。
シーロー・グリーンの歌詞にも登場したATARI(アタリ)のパソコンですね。
会場出口ではこんな海の中を想像させるビーストも。
他にも実際に手で動かせるビーストも展示してあったり(人気なので順番待ち必須です)、見て触って楽しめる内容でした。
デモンストレーション(動画)
ほぼどの展覧会でも巨大なビーストが実際に動くところが見れます。
これが最大の見どころなので「デモンストレーションを見ずしてテオ・ヤンセン展を語るなかれ」と言えます。
1日に数回、異なるビーストのデモンストレーションが行われます(それぞれ開催スケジュールによります、事前にご確認を)
大抵は一回のチケット購入で再入場が可能なので(これも事前に確認を)、待ち時間が長いときは一旦、美術館から出てカフェでお茶したり買い物してから戻ってくる、ということもできます。
今回は、3体のビーストのデモンストレーションがあり、2回に分けて行われました。(なので待ち時間は一度外に出て用事を済ませて戻りました)
ビデオ撮影が許可されているので録画しました。こちらです。
ビデオに撮ったのは2体だけです。(3体目のデモはビーストを観客が囲んで見る形式だったので撮りませんでした。他人がバッチリ映ってしまうので)
「ビーストはSNSで増殖する」
テオ・ヤンセン展そのものが、ビーストのライフサイクルの一部となっています。
ヤンセン氏の言葉によれば、「ビーストは自ら増殖できない、人の手を借りて増殖する。そのため、ビーストは人の興味をそそり関心を得ることで増えていく。」とのこと。
ビーストに興味を持った人が展覧会に足を運び、目にしたものをSNSで拡散する。そしてさらに多くの興味を得る。結果、新たなビーストが造られて進化し増殖していく。
つまり、展覧会に足を運び、ブログにその記事を書いている私は、巧妙かつ壮大なビーストのライフサイクルに取り込まれた、とも言えますね。嬉しいことに。
これからビーストがどう進化していくのか、とても興味深いですね。
おしまい
初夏の北海道、ウェスティン・ルスツに行ってきた。
2021年6月末、初夏の北海道はルスツに行ってきました。
冬には札幌から日帰りスキーで何度か訪れたルスツ。スキーヤーから見たらシーズンオフ?のウェスティン・ルスツに2泊してきました。
ルスツ・リゾート
ちょっと昔なら「夏にスキー場に行って何するの?」と言われるほど、スキー場は冬本番の楽しみ方しかありませんでした。
しかし最近は、緑豊かで都会よりも過ごしやすい夏のリゾート地としても楽しめるよう充実しつつあります。
なので、夏本番の8月はスキーシーズンほどでは無いにしろ、ホテルの部屋も高額になります。
夏本番前の初夏は、絶好の狙い目シーズンと言えます。レストランや遊戯施設など、全施設はオープンしていませんが、実際に現地で利用する施設はそれほど多くありません。
ゆっくりのんびりする良い機会と開き直れば、逆にリゾート気分を満喫できそうです。
ウェスティン・ルスツ
ルスツリゾートには大きなホテルが2つあります。
一つは「ルスツリゾートホテル&コンベンション」、そしてもう一つが「ウェスティン ルスツリゾート」です。
この2つのホテルは国道230号線を挟んで建っており、その間をモノレールが繋いでいます。
ルスツリゾートホテル&コンベンションはゲレンデ直結ですが、ウェスティンルスツは一度連絡リフトに乗らないとゲレンデにアクセスできません。
ただし、メイン(より広大な)ゲレンデである「イースト」と「イゾラ」にはウェスティンルスツの方が近いので、スキーを本格的に楽しむにはウェスティンの方が便利かもしれません。
ルスツリゾートにはジェットコースターや流水プールを始めとする大規模遊具を備えた遊園地もあり、これはルスツリゾートホテル&コンベンション側にあります。
いずれにしろ、2つのホテルは歩いて行き来できる至近距離なので、どちらに泊まっても大差ないと思います。値段や好みだけでで決めても問題ないでしょう。
実際に行ってきた
アクセス
今回は新千歳空港に到着後、そのままレンタカーでルスツに向かいました。
冬場は運転スキルが必要なので避けていますが、雪がなければ北海道での移動は車が最も便利かつ楽しいですね。
新千歳からは、支笏湖を経由して行くルートがもっとも近くて景色も綺麗で楽しめると思います。
北海道の道は走りやすくて負担もなく、あっという間にルスツに到着です。
ウェスティンルスツの全景がこちら。ホテルの目の前に大きな駐車場があります。
メゾネット・スイートルーム
今回宿泊したのはメゾネット(2階建て)のスイートルーム。
ウェスティンルスツの部屋はとてもユニークで、全室がメゾネット形式です。
なので、スイートルームといっても内装や備品、階層が異なるだけで部屋の構造はほぼ同じです。
こちらが寝室。寝室は2階にあります。
部屋の入り口も2階にあり、入り口から入ってすぐ隣に寝室があり、目の前に階下に降りる階段があります。
階段の上から下のリビングを見てみるとこんな感じです。
リビングの壁には引き出して使えるベッドが2台。家族なら3〜4人でも泊まれますね。
リビングの奥にはキッチンがあります。流しや冷蔵庫もあって、ほぼ生活できるレベルの充実度です。
ソニー製のBluetoothスピーカーがありました。ネットラジオも聞ける優れものです。
リビングの奥には洗面所と浴室、そしてトイレがあります。
浴室はこんなん感じ。ちょっと古い作りですが、ホテルには立派な温泉浴場があるので、この浴室は一度も使用しませんでした。
洗面所はダブルシンク。タオルかけも2つあって、とても使いやすいです。
ウェルカムフルーツならぬ、ウェルカムお菓子。さすが北海道、ROYCEのチョコレートです。美味しく頂きました。
クラブラウンジ
ウェスティンルスツにはマリオットBonvoy(マリオットホテル系列のロイヤリティプログラム)のエリート会員が利用できるクラブラウンジが、1Fのラウンジの一区画に設けられています。
ここはメニューを見て欲しいものを注文するオーダー性なので、自分で取りに行ったり盛りつけたりする必要がありません。
ゆったり椅子に座ったままレストランのように楽しむことができます。
飲み物だけでなく、簡単な軽食も良いされているので、乾いた喉だけでなく小腹を満たすにも利用できます。
一通りめぼしいメニューを頼んでしました。サラダがあるのは嬉しいですね。
朝食
時節柄か、朝食は日によってはお膳で提供する日があり、その時頼んだ和食はこんな感じです。
2泊しましたが、翌日の朝はブッフェの日でした。
ちなみにレストランの窓からはこんな清々しい景色が見えます。
天井はアトリウムになっていてとても明るいです。
朝焼けと雲海
ウェスティンルスツは遠くからでもすぐ分かる高層ビルです。なので客室も上層階はかなりの高さになり眺望は抜群です。
ちょうど宿泊した日の朝、運よくホテルの部屋から雲海を見る事ができました。
部屋が高層階だったの窓から下に雲海が見えるのです。
その時撮影した動画(タイムラプス)がこちらです。
日が登ってくると次第に雲も霧も晴れてきます。
そしてこんな晴れやかな景色が。
ちょっとした山に登ったくらいの高さがあります。
一足伸ばしてみた
夏はスキーができない代わりに車での移動がとても楽です。なので近隣の観光スポットへも簡単にアクセスできます。
洞爺湖
ルスツから洞爺湖まで、車なら20分ほどです。
湖岸には整備された公園が続いているので、ゆっくり散歩するだけでも楽しいです。
道中、羊蹄山を眺めながら一息入れるのも楽しいです。
羊蹄パノラマテラス
もっと手近な絶景スポットが羊蹄パノラマテラスです。
最近増えている、冬はスキー場、夏は地の利を生かした絶景テラス、ルスツにもスキー場「ウエストMt.」 の山頂に設けられた絶景テラス「羊蹄パノラマテラス」があります。
テラスから羊蹄山を眺めるとこんな感じです。
広角写真なので小さく見えますが、実際に目で見るととても迫力があります。
ここから後ろを振り返ると、ホテルの建物が見えます。
山登りほどキツくありませんが、舗装されていない上り道なので、きちんと歩ける靴で登った方がベストです。
おしまい。
「ただいま」と言いたくなる居心地、リッツ・カールトン日光へ再び行ってきた。
新緑が雨に輝く6月、リッツ・カールトン日光へ再び行ってきました。
リッツ・カールトン日光
今回は2度目の訪問ですが、初めての訪問は一年前の9月、リッツ・カールトン日光がオープンして間もない夏も終わった初秋の時期でした。
その時の記事はこちらです。
今回も、前回と同じくマリオットBonvoy(マリオット系列ホテルグループの会員プログラム)のポイントを使っての宿泊です。
実際に行ってきた
移動は電車&バス派(いつでも気兼ねなくアルコールが飲めるのので)なので、今回も日光駅からバスに乗って中禅寺湖へ。
何度も乗り降りして観光して回る方にはフリーパスもあるので便利です。(東武日光駅内にある観光案内所で購入できます。カード支払いができる自動券売機もありとても便利)
東武日光駅からリッツカールトン日光まで、バスの所要時間は約40分。
エントランス
降車するバス停はリッツ・カールトンの目の前にあります。
バス停「中禅寺湖温泉」の一つ手前、トンネルを抜けて最初のバス停「リッツカールトン日光」がそれです。バス停名がそのままホテル名なので間違えようがありません。
バス停から数歩の距離にホテルの入り口が。新緑が眩しい。
この質素で渋い感じが堪りませんね。
小径を通って正面玄関へ。気がついたスタッフの方がすぐに迎えに来てくれました。
荷物を持って先導してくれるスタッフの方、名前を告げるとすぐさまイヤホンで確認して「おかえりなさいませ」と気の利いた一言をくれました。さすがですね。
中に入るとそこはもう、まるで美術館。(実際に館内のアート作品をめぐるアクティビティもあるようです)
ひとまずバーに案内されて着席、ウェルカムドリンクをいただきます。
しばらくするとチェックイン担当の方が来ていざお部屋へ。
ちょっと早めに着いたのですが、もう部屋に入れるとのこと、助かります。
中禅寺湖ビュー
部屋は前回と同じ中禅寺湖ビューのお部屋。
前回とまった部屋と作りが左右対象だったので、全く違う部屋のようで新鮮でした。
テラスと繋がっているかのようなソファーに大きなテーブルと椅子。
もはやジュニアスイートと言っても過言ではない部屋だと感じます。
リッツカールトン日光のお部屋の特徴がこのバスルームですよね。
ほぼどのお部屋もビューバスなのでは?(当然見える景色は異なりますが)
ビューバス
写真は広角撮影なので縦長に写っていますが、実際はほぼ正方形です。
しかも大人二人同時に入れる大きさです。
湯船に浸かったまま日光の風景を楽しむことができます。
しかも、リビングスペースとの間にある壁は引き戸になっていて、これを開くと見える景色がさらに広がります。
ホテルの大浴場もとても素晴らしいのですが、1Fにあるので。
一方、大浴場は天然温泉ですが、部屋のお風呂は温泉ではないので、時間の許す限りどちらも楽しみたいですね。
湯上がりに浴衣姿で中禅寺湖を眺めながらテラスで寛ぐ時間は至福の極みです。
ちなみに中禅寺湖ビューの部屋のテラスはこんな眺めです。
ウェルカムフルーツ
今回のウェルカムフルーツとお菓子はこんな感じでした。
塩気のあるおかきや甘い和菓子もあるのが嬉しいですね。
BGV(イメージビデオ)
毎回思うですが、到着時に部屋の大画面TVで流れているビデオ映像が素晴らしいです。
日光の四季折々の自然風景が写っていて、音を消してBGVとして流しておくのも楽しいです。
実際の外の景色も素晴らしいですが、ビデオでは違った季節の景色も見れるので「この季節にまた来たいな」と思ってしまいます。
一度、紅葉の時期に来てみたいですね。(ホテルの値段は数倍に跳ね上がります)
ラウンジ・朝食
今回、ラウンジは利用しませんでした。普段、昼過ぎにはアフタヌーンティーを楽しむゲストで賑わいます。
朝食は和食レストランで和朝食を頂きました。
朝から盛り沢山の豪華な内容で満腹&大満足です。
華厳の滝
ホテルから観光名所の「華厳の滝」は徒歩10分ほどです。天気が良いので久しぶりに訪れました。
滝の音に誘われて近づいていくと、新緑の間から荘厳な滝の姿が見えてきました。
滝は無料の展望台から眺めることができます。
有料の観光用エレベーターに乗って、下から見上げることもできます。今回は散歩のついでだったので、上から見て十分満足しました。
新緑と滝の組み合わせ、とても綺麗でした。
座禅(早朝アクティビティ)
早起き?して早朝のアクティビティ「座禅」を体験してきました。
季節や天気次第ですが屋外で行うこともあるようです。この時は前日の雷雨などで濡れていたので屋内(ライブラリ)での開催でした。
ライブラリは1Fのラウンジとバーの間にあります。
こちらは普段のライブラリの様子。静寂感ある場所なので座禅にはピッタリかも。
椅子やテーブルを退かして、床に座布団が敷かれてそこで座禅します。
実際にホテル近くのお寺「日光山 中禅寺」からお坊さんが来られて指導してくれます。
座禅ですが、実際にやってみるととても難しい。じっとしているってこんなに大変なんだと痛感。とても良い体験になりました。
参加者も多く、人気のアクティビティのようです。ご興味ある方は早めに予約されると良いと思います。
次は屋外で座禅してみたいですね。ホテルの庭はとても素晴らしいので。
座禅とは関係ないですが、夜のホテルはこんな感じです。
おしまい。
富士山がドーンと目の前に、絶景「富士見テラス」に行ってきた。
梅雨入り前の5月末、「伊豆の国パノラマパーク」 の「富士見テラス」に行ってきました。
その名の通り、富士山が目の前にドーンと見えるテラスです。
伊豆の国パノラマパーク
伊豆の国パノラマパークは伊豆長岡にほど近い場所にあり、ロープウェーで一気に山頂にある「富士見テラス」までアクセスできます。
駿河湾ごしに一望できる富士山の眺めが素晴らしい「富士見テラス」は、来日する外国人観光客はもちろん、日本国内からの観光客も一見の価値ありです。
場所はこちら。改名して間もないのか、地図上はまだ古い名前になっているようです。
アクセスは伊豆長岡駅からバスが便利です。
ロープウェー乗り場のすぐ近くまで行くことができます。 (時間によっては少し歩くかもしれません。事前にご確認を。)
実際に行ってきた
伊豆長岡駅
東京から伊豆長岡駅までは踊り子号で乗り換え無しでアクセスできます。便利ですね。
駅前の観光案内所で情報収集。
駅前のバス停から伊豆の国パノラマパーク(ロープウェーの山麓駅)までの行き方を教えてもらいました。
伊豆の国パノラマパーク
駅前からバスに乗って15分ほどで伊豆の国パノラマパークに到着です。
いざ、ロープウェーに乗って山頂へ。
最初の山で振り返ると山麓駅が見えます。
このロープウェー、アップダウンしながら小さな山を二つ超えていくので結構な距離がありました。
山頂「富士見テラス」
山頂に到着し、ロープウェーの建屋から出ると目の前にドーンと富士山が!
まさに目に飛び込んでくる感じ。誰もが「すごーい!」と声を上げること間違いなし。
写真だと迫力が全く伝わりません。ぜひ肉眼でみて欲しい素晴らしい眺めです。
引きで見るとこんな感じ。駿河湾を左手に、ごしに遠く見えるのにこの大きさ。さすが富士山です。
山頂にはお食事どころもありました。向かい側(山頂駅の建屋脇)にもスタンド形式の売店があります。
このお食事どころ「かつらぎ茶寮」の展望席がまた素晴らしいです。
季節が良ければここでゆっくりとお茶しながら富士山を眺めるのもいいですね。
山頂は散策できる遊歩道もあります。山頂駅からちょっと登ると標高542メートルの山頂にたどり着きます。
ここから整備された遊歩道をさらに進んでいくと。
「恋人の聖地」と銘打った展望台がありました。
散策道はそれほど距離はなく、ちょうどいい感じに木々が生い茂って日除けになるので、とても歩きやすかったです。
おしまい。