フィンランドの首都ヘルシンキからタンペレのムーミン美術館へ行ってきた。誕生の地で見る本場のムーミン。
2017年の夏、フィンランドのヘルシンキからバスに乗ってタンペレまで、ムーミン美術館を見に行ってきました。
美術館の中は撮影禁止なので掲載できませんが、行き方などメインにご紹介します。
ムーミン美術館とは
世界でひとつのムーミン美術館はフィンランド、タンペレ市のタンペレホール内にあります。ムーミンについては言わずもがなですよね(笑)
タンペレホールの場所はこちら。
実際に行ってきた
フィンランドの首都ヘルシンキからはバスでの移動が最も効率的かつ経済的です。
ヘルシンキのKamppi駅と直結しているバスターミナルからバスで約2時間でタンペレのバスターミナルに到着します。
タンペレではバスターミナルからタンペレホールまで徒歩で約10分です。
ヘルシンキのバスターミナル
バスターミナルは地下2階建の構造になっていて、乗り場がいくつもあり慣れていないとわかりにくと思います。
早めに行って乗り場を確認しておくと安心です。
乗り場の前に掲示板があり、バス会社と行き先が掲示されています。
時間になるまで乗り場のドアは開かないのでバスが来ていても乗車できません。
タンペレホール
タンペレのバスターミナルからタンペレホールまでは大通りを歩く一本道なので迷う心配はありません。
途中、線路を横切る高架橋を渡って街の反対側に入ります。
タンペレの繁華街はバスターミナルのある西側なので、ムーミン美術館を見た後に時間があれば、町歩きすると楽しいです。
タンペレホールはこんな建物です。
ムーミン美術館はホールに同居しているだけなので、ホールの外観はいたって普通ですね。
ムーミン美術館
ホールの一階にムーミン美術館があります。
美術館入口の看板には日本語で「ムーミン美術館」の文字が。なんか嬉しいですね。
美術館入口には大きなムーミンの絵が。ここまでは撮影OK。
さらに、美術館のすぐ外には写真撮影用の等身大のムーミンが。
ムーミンと並んで写真が撮れます。
美術館の中は撮影できません。
ムーミンの様々な話が立体的に模型として展示してあったり、
そこでボタンを押すとを朗読してくれたり(日本語もありました!)、
壁に映像がプロジェクションされたり(その映像に触れることもできたり!)、
などなど様々な仕掛けがあって楽しい美術館です。
大人でも(ムーミンを見たことがあれば)飽きることはないでしょう。
美術館は入口がある地上と地下の二階建てになっていて思ったよりも広く、各展示をじっくり見ていると時間はそれなりにかかります。
時間に余裕を持って訪れることをお勧めします。
レストラン
ホールの一階にはレストランもあります。
朝はやくヘルシンキを出発して午前中は美術館で時間を過ごしたら、ちょうど空いている腹を満たすにはちょうどいいですね。
品数は少ないですがブッフェ形式のランチでした。
店内の雰囲気は小洒落ていて味も悪くなかったです。
ホールの一階にはムーミンググッズがわんさかとあるミュージアムショップもあります。
きっと何か買ってしまうと思いますよ。
バスのチケット購入
バスのチケットは事前にMATKAHUOLTOのHPで購入できます。
HPに日本語はありませんが、英語には対応しているので乗車地(Helsinki Kamppi)/目的地(Tampere bus station)/日付を入れて検索したらあとは時間を選ぶだけです。
ネットでチケットを購入(クレジットカード決済)したら印刷する必要はなく、バスの運転手にパスポートを見せるだけ(もしくは名前を言うだけ)で乗車できます。
フィンランドの長距離バス会社はMatkahuolto以外にも複数あるので、ルートに応じて比較検討できます。
なお、バスは早く購入すれば驚くほど安いことがあるので、予定は早めに決めてバスチケットを手配しておくことをお勧めします。(特にOnniBus)
美術館は天候に左右されないので、予定は決めやすいですよね。
一度バスに乗ることを覚えると、ヘルシンキからフィンランドのいろんな場所に(鉄道がなくても)早く安く行けるようになります。
旅が広がりますから、ぜひお試しください。
おしまい。