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札幌市内から日帰りで行けるパウダースノーのスキー場「サッポロテイネ」に行ってきた

 年末の寒波が迫るなか、札幌市内から日帰りで「サッポロテイネ」スキー場に行ってきました。

サッポロテイネはオリンピックの会場にもなった由緒あるスキー場ですが、札幌市内から車で40分ほどで行けちゃうとても便利な場所にあります。

なので、札幌市内を拠点に市内観光も楽しみながら、「あっ、明日は天気良さそうだからスキーに行っちゃおう!」という思い付きスキーヤーも柔軟に受け入れてくれる懐の深いスキー場なんです。さらに山の東側なので、ニセコなどに比べると天気が良い可能性が高いスキー場と言えます。

今回は私も天気予報とにらめっこしながら、天気の良い日はサッポロテイネ、そうでない日は市内や小樽観光と、風の向くまま気の向くままの旅でした。

 

 行き方

まず、サッポロテイネの場所はこちら。

 

札幌と小樽の間、と言えばなんとなく位置がわかるでしょうか。 

そして、サッポロテイネへの行き方は大きく二つ。

  1. 札幌市内発着の日帰りバスで行く
  2. JRとバスで行く

今回、札幌市内に滞在しつつ、1と2の両方の手段でサッポロテイネに行ってきました。その両方を紹介します。

日帰り送迎バスで行く

日帰り送迎バスは「ビッグランズバスパック」というのがあって、リフト券とバス代がセットになっていてとてもお得です。

ビッグランズ号(札幌市内⇔サッポロテイネ)のご案内 - 加森観光株式会社

 送迎バスで行くメリット
  • ホテルの前まで迎え(送り)に来てくれる
    滞在するホテルにも寄りますが、老舗のホテルならホテルの前までバスが来てくれる可能性大です。さらにバスのドライバーがホテルのロビーまで呼びに来てくれるので、寒いなか屋外で待つ必要がありません。
  • 乗り換えが要らない
    ホテルの前で乗れば、降りるのはスキー場のセンターハウス前まで直行です。沢山滑って疲れた時など、寝ていても迷わず帰ってこれるので楽チンです。
  • 荷物が沢山積める
    バスは定員制だし荷物室があるので最後にバスに乗っても「もう置き場所が無い!」なんてことはありません。
送迎バスで行くデメリット
  • 時間がかかる
    バスはいくつものホテルを回っていくので、最初のホテルで乗り込んだ人はかなりの時間をロスします。実際に私が乗ったのは最初の方のホテルだったので、出発して30分経ってもまだ札幌駅の周辺だったという状態でした。
  • 事前予約が必要
    ネットで予約できますが、基本的には7日前までネットで、空席があれば前日まで電話で予約が必要です。

 JRと路線バスで行く

JRと路線バスを乗り継いで行く場合の基本ルートがこちら。

 

JRと路線バスで行くメリット
  • 移動時間が短い(比較的)
    バスが全ホテルのピックアップが完了してからさらに50分かかるのに対して、JRとバスの場合は乗り継ぎ時間も含めて50分ほどです。札幌駅から手稲駅までは20分弱で着きます。駅の近くのホテルに滞在していて、レンタル予定で荷物が少ない場合はJRとバスで行くことをお勧めします。
  • 自分のペースで行動できる
    日帰り送迎バスは行きの時間も帰りの時間も決まっています。天候に合わせて遅めに行ったり早く切り上げて帰ったりなど、融通が効きません。それに比べて自分の都合に合わせて電車やバスを選ぶことが可能です。
  • 予約不要
    公共交通機関なので、当然予約は不要です。(逆にしたくてもできませんが)
JRと路線バスで行くデメリット
  •  荷物が多いと大変
    私はスキー板はレンタルだったので、荷物はバックパックとスキー靴バッグだけでした。手稲駅からバスに乗る際、バスはかなり混んでいて、私はなんとか乗れましたが、板を持った人はそのバスを見送って次のバスを待っていました。荷物が多くかつシーズンなどの場合は、手稲駅で乗り継ぐバスが混んでいて最悪乗ればい場合があるので、ビッグランズバスで行くことをお勧めします。
  • 乗り心地がイマイチ
    日帰り送迎バスは観光バスです。さらに満席ということは余り無い(多分)ので一人でも横並び2席使える可能性も高いです。一方、手稲駅からのバスは路線バスなので、荷物が多いと窮屈な思いをするかもしれません。(でも乗ってる時間は短い)
 

オリンピアゾーン 

サッポロテイネは大きく二つのゾーン「オリンピアゾーン」と「ハイランドゾーン」に別れていて、ゴンドラで行き来できます。

ハイランドからオリンピアへは滑って移動できますが、かなりなだらかなのでボーダーには辛いかも。

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こちらはオリンピアのセンターハウスから見た様子です。手前のゴンドラでハイランドへ行くことが出来ます。真ん中の山の上に小さく聖火台が見えます。

比較的なだらかな斜面が多いので初心者向けですね。

ハイランドゾーン

名前から分かるようにハイランドゾーンはより標高の高いエリアで雪質もより上質で、タイミングが良ければパウダースノーが堪能できます。

しかしその代わり、吹雪くと山頂へ行くクワッドリストが止まることがあるので注意が必要です。

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山頂からは晴れると写真のように市街地が一望できる絶景が待っています。

写真では雲がかかっている左側、雲がなければ海が見えるそうです。

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こちらは札幌駅方面。

日帰りでスキーに行ったらお世話になるのがコインロッカー。

札幌で何度か見かけた小窓付きのコインロッカー。今まで見たことなかったので驚きました。早速使って見ました。

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防寒小物、日焼け止め、モバイルバッテリーなど、小荷物を出し入れしたい時にはとても便利でした。本州のスキー場にも完備してほしい!

 

 

おしまい。