アドリア海の真珠、クロアチアのドブロブニクに行ってきた。行き方と移動テクニックをご紹介!
以前から行きたいと思い何度も計画してきましたがなかなか実現しませんでした。
行くとなったらクロアチアのいろんなところを見たい、と思ってドブロブニク以外の場所も盛り込んで計画を立てると、どうしても移動ばかりの旅になります。
クロアチアの主要な観光地を巡る場合、鉄道による移動はできず、バスか飛行機で移動することになります。
バスは時間がかかり、飛行機の場合は観光地と空港が離れているのでこれも時間がかかります。
そんなこんなで先延ばしにしていましたが、だったらいっそのことドブロブニクだけに絞ろう!と割り切って行ってきました。
結果的にはドブロブニクに宿を置きつつ、日帰りで近郊の観光地にも足を伸ばすことができました。
ドブロブニクとは?
そもそもドブロブニクとは?という方のために場所はこちら。
アドリア海に面した港町であり、イタリアの対岸になります。
イタリアのバーリからフェリーも出ているそうです。
アドリア海のクルーズ船の寄港地にもなっていますね。
「アドリア海の真珠」として有名な旧市街が、世界遺産として登録されており、世界各国から観光客が訪れる場所です。
ジブリ映画の「魔女の宅急便」の舞台設定地という説もありますが、公式にはそういった情報はないようです。 (でも街へ向かうバスの中で、思わず映画のテーマ曲を買ってヘビロテしちゃいました。)
どうやって行くの?
日本からドブロブニクへの直行便はありません。クロアチアの首都ザグレブにも直行便はなく、なにかしら乗り継ぎで行く必要があります。
トルコ航空
今回はトルコ航空を選びました。理由は、
- 以前利用した時、サービスや設備や機内食が良かった。
- 安い。航空会社のHPから直接購入しても安いので安心。
です。ということでトルコ航空のHPから航空券を購入しました。
航空会社から直で買うので、(LCCでもないので)追加料金なしで購入直後から座席指定もできます。
機内食は比較的評判がよく、機内エンターテイメントも充実しています。
エコノミークラスでも、アメニティ(靴下、アイマスク、スリッパ、耳栓、歯磨きセット、リップクリーム?)の入ったポーチが配られます。
長時間のフライトなので、スリッパと耳栓はとても重宝しました。
ちなみに、狭い機内でのコンタクトレンズのケア、不規則な睡眠での目の疲れ、に対する対策として、今回初めて連続装用コンタクトレンズを試してみました。
その記事はこちらです。
イスタンブール新空港
行きも帰りもイスタンブールでの乗り換えになりますが、イスタンブールの国際空港が新しい空港になっていました。
乗り換え時間に要注意
この空港、規模がとてつもなく大きく、乗り換えに時間がかかります。セキュリティゲートまで歩く距離が半端じゃありません。
乗り継ぎ時間が90未満の場合は、ショートカットするルートが利用できるようです。(今回はもう少し余裕があったので使えませんでした)
乗り継ぎ時間が2時間未満の場合は要注意です。事前に出発ゲートの場所を確認した上で、買い物など用を済ませることを強くお勧めします。
こちらも参考になるかと思います。
乗り換え、乗り継ぎ(通過)のお客様 | 乗継便 | ターキッシュ エアラインズ
6時間以上の乗り継ぎならイスタンブール半日観光が無料!
乗り継ぎ時間が6時間以上ある場合、空港発着のイスタンブール市内観光に無料で連れて行ってくれます。(今回は利用していませんが、いつか利用してみたい)
乗り継ぎ時間に合わせて複数のツアーが用意されていて、時間によってはランチやディナーまで付いているようです。
これ目当てであえて乗り継ぎ時間を多くして航空券を手配してもいいかも。
詳細はこちら。(日本語の情報はないようです。たぶんガイドも英語でしょうね)
24時間以上の乗り継ぎならホテル代無料!
嘘みたいな話ですが、トルコ航空で日本からヨーロッパに行く場合、ストップオーバープログラムの対象になるようです。(今回は利用していません。HP情報です)
これを使ってより充実したイスタンブール観光もできますね。
エコノミークラスなら4つ星ホテルに1泊、ビジネスクラスなら5つ星ホテルに2泊できすそうです。(5つ星に2泊ってすごい!)
詳しくは航空会社のHPをご確認ください。
ドブロブニク空港
ドブロブニク空港は新しい空港ビルです。といっても出発ロビーも到着ロビーも一階というシンプルな空港なので迷いようがありません。
空港から旧市街へ(シャトルバス)
空港から旧市街へはシャトルバス(有料)が利用できます。
こちらのHPから予約して事前にネット購入が可能です。
Transportation to Dubrovnik Airport | Arriva Croatia
ネット購入するとメールでPDFの乗車票が送られてくるので、乗車時にドライバーにこれを見せる(乗車票のQRコードをドライバーが端末で読み取る)だけです。
事前にいろいろ調べていたところ、どうもバスの運営会社が頻繁に変わっているようでした。空港のHPからたどって最新の情報を確認すると間違い無いですね。
帰りのバスは、バスターミナルから出発してケーブルカー乗り場を経由して空港に向かいます。
バスターミナルには荷物預かり所もあるので、出発前に荷物を預けて観光することもできるので、バスターミナルからの出発をお勧めします。
バスターミナルの情報(地図も)こちらです。
Dubrovnik Main Bus Station (Terminal)
旧市街からホテルへ(市バス)
きっと予算に余裕のある方は、空港から送迎サービスで一気にホテル、いやいや空港からタクシーでホテルへ直行、なんでしょうね。
確かに手間や時間と精神の浪費を考えれば、それも有りだとは思いますが、絶対お世話になる市バスにあえて到着直後からトライしました。
空港シャトルバスの降り場からホテルが近く、歩いていけるケースは少ないと思います。
もしくは、ホテルが旧市街の中で、歩くしか手段がないケースもあるかもしれません。
今回はバス利用を前提としたホテルだったので、市バス以外に選択肢はありませんでした。
市内移動
市バス「Libertas」
市バス「Libertas」の情報はこちらから入手できます。
路線図はこちら。
時刻表はこちら。時刻の記載はバスが最初の停留所を発車する時間です。
他にも路線ごとに詳細なルートが以下から入手できます。
http://www.libertasdubrovnik.com/city-timetable/
バスチケットは、1h券と24h券があり、乗車して打刻した時点からカウントされます。
1h券はバス車内でも買えますが、事前に停留所にある券売所(「Libertas」ショップ)で購入した方がお得です。キオスクでも事前購入が可能です。
24h券は三回以上乗れば元が取れますが、「Libertas」ショップでしか購入できませんでした。「Libertas」ショップは開いている時間が短いので、必要な分を事前に購入しておくことをお勧めします。
バスは前乗り、後ろ(または真ん中)降りです。運転席横に打刻機があるのでカードを入れます。向きや裏表を間違えるとNGです。
ちなみに、今回訪れたのはトップシーズン(夏)だったのでバスは観光客でとても混んでいました。トップシーズンに行く場合、ホテルはいっそのことバスの出発地(終点)近辺か、(積み残されても徒歩でも行ける)旧市街近辺にした方が良いかもしれません。
スマホの地図アプリを利用しよう
空港シャトルバスや市バスなど、初めての場所でしかもアナウンスがない状態で降りる場所を間違えないようにするのは難しいですよね。
日本国内と同じように、地図アプリで今いる場所を確認でいれば、だいたいの検討がつきます。
今回、事前に現地で使えるSIMカードを購入して利用しました。空港に着いて早々にスマホが利用できてとても便利でした。
その詳しい情報はこちら。
観光情報
ドブロブニクでの観光情報や、近隣観光地への日帰り旅行の情報は、またのちほど更新します。
つづく。