ドブロブニクから足を伸ばしてロクルム島へ行ってきた。超お手軽なアドリア海クルージングと島から見る旧市街!
ドブロブニクから最もお手軽に行ける島、それがロクルム島です。
島は整備された公園にもなっていて、夏には海水浴する観光客でいっぱい。
散策して島からドブロブニクを眺めたり、カフェもあるのでちょっと一息なんてこともできます。
もし旧市街散策に飽きてしまい、ちょっと気分を変えたいと思ったらオススメの観光スポットです。
そんなロクルム島に行ってきたのでその様子をご紹介します。
ロクルム島とは
ロクルム島は旧市街の城壁に登れば、またはロープウェイに乗れば目に入る、ドブロブニクから船で10分ほどで着いてしまう島です。空港からシャトルバスでドブロブニクに来る時にすでに目にしてるかもしれません。
ぱっと見でも緑豊かな島で、実際に行ってみると松やオリーブの木に満ちた森林に覆われた美しい島です。
観光客でごった返すドブロブニクの喧騒からのがれてちょっと一息するには最適な場所といえます。ビーチは岩だらけですが人気の水泳スポットらしく、着替えるためのブースやシャワーなど設備もしっかり整っています。
天気のいい夏の日ならば、水着を持っていくことを絶対お勧めします。
現地の人たち人前でもタオル一つでパパッと着替えて海に飛び込むので、わざわざ着替えブースを探す日本人が滑稽に見えるほどです。
きっと現地の雰囲気にのまれて、そして透明で綺麗な海に誘われて、「服を着たままの自分に違和感!」と気が変わること間違いありません。
また、島には中世修道院が残っており、(日本では今ひとつ流行りませんでしたが)Game of Thronesの撮影場所として有名なようです。
ロクルム島への行き方
ロクルム島の詳しい情報はこちら。
島に渡るフェリーの時刻表や、
Lokrum Island Ferry - Book online ticket and save time !
島の地図なども載っています。
Dubrovnik Walls - Dubrovnik Walls walk trough history and architecture
フェリーのルート
まず、往路のルートはこんな感じです。
ドブロブニクの旧市街の港から出発します。
復路は島の反対側を行くので、往復するとちょうど島を一回りします。
島に滞在する時間はないけどアドリア海のクルージング気分を味わいたい、という人にももってこいですね。(ロクルム島に入港した船は、そのまま帰りの便になって直ぐに出航します)
ドブロブニク旧市街の港
島へ出発するドブロブニク旧市街の港はこんな感じです。
写真真ん中の桟橋の中央に券売所があるので、ここで往復のチケットを購入します。
写真でちょうど港から出て行こうとしている船が、ロクルム島行きのフェリーです。(行き先は違うかもしれないけれど、船の大きさや形はほぼ同じ。)
シーズン中の船は人気なので、出航10分前にはチケットを買って乗り込めば、眺めの良い場所に座れると思います。
ロクルム島の港
ロクルム島の港はいたってシンプルで、桟橋があるだけです。
桟橋から島をみるとこんな感じ。
右側のピンク色の建物が案内所&売店(トイレもあったかな)です。
左側の岩場はすでに海水浴スポットになっていて、着替える場所やシャワーやトイレが完備されています。またカフェもここにありました。
ロクルム島の見どころ
まず島を往復する船旅自体が見どころです。
対岸の景色だけでなく、他の船とすれ違ったり、ジェットスキーやカヌーなど、飽きることがありません。
その様子をビデオに撮ったものがこちらです。
島について散策すると、島の中心部にはこんな修道院の遺跡?があり、ここも観光スポットになっていました。
ドラマ「Game of Thrones」のファンだったらかなり楽しめそうですね。そうでなくても楽しいですが。
また、島を縦断した反対側はメインの海水浴スポットになっていて、多くの人で賑わっていました。サマーベッドで寝ている人から岩場で飛び込む子供達まで楽しみ方は様々でした。
泳がない派へのオススメは、島の最高地点にある「Fort Royal」と呼ばれる砦です。
砦の上からはドブロブニクの旧市街が眺めることができ、この角度から見る旧市街も美しいです。
ただし、ここに登るまでの道がかなり急なので、ビーチサンダルはちょっと辛いかもしれません。
島自体は小さいので、一巡りするのに1時間はあれば足りると思います。
あとは泳ぐなり、海を眺めるなり、カフェで寛ぐなり、楽しみ方は様々ですね。
ちなみに、島を一巡りして港に戻った時の景色がこれまた綺麗。(下の写真)
半日時間を見ておけば(泳ぐとしても)十分楽しめます。
そして帰りはまたクルーズ気分で潮風に吹かれながら旧市街に戻ります。
海から見る旧市街も美しい。
旅の選択肢としてロクルム島はお勧めです。
時間は1日あるのでもっと遠くの島に行ってみたい、という方にはこちらの記事もどうぞ。
おしまい。