ドブロブニクのスルジ山を徒歩で登って来た。旧市街が美しく見える絶景ポイント3選をご紹介!
クロアチアの世界遺産であるドブロブニクの滞在中、ケーブルカーでも登れる観光スポット「スルジ山」に徒歩でも登れると知り、絶景探しを兼ねて実際に登ってきました。
そこで見つけた絶景ポイントを始めを美しく写真に収める事ができる絶景ポイントを、「行きやすさ」を軸に3つご紹介します。
スルジ山に登る
まずは話の発端、どうやって徒歩でスルジ山に登るか、ですが、
旧市街から登山口までは下の地図のルートが一番わかりやすいと思います。
実際にこのルートで(iPhoneのSiriに案内してもらいながら)登山口までたどり着きました。
基本的にはピレ門前の広場から、上へ上へとひたすら登っていき、車が走る大通りを一つ越え、さらにもう一つ大通りに出たら、その向かいに登山口があります。
登山口はこんな感じで案内板も立っているので、不安なく歩き始めることができます。
ここからは下の地図にあるように、つづら折りの道をひたすら登っていきます。
分かれ道は無いので迷う心配はありません。
目指すは写真撮影に最適な絶景ポイントです。
登り始めてしばらく(10分くらい)は生い茂った木々で景色は見えませんが、
やがてこんな感じに視界がひらけてきます。
上の写真の通り、登山道は舗装されておらず、岩だらけの場所もあるのでビーチサンダルではまず無理ですね。願わくばスニーカーが望ましいかと思います。
さらに登っていきます。
旧市街が見えてくると俄然、足の運びも早まります。
やがて木々の背も低くなり、旧市街の全貌が見えてきます。
かなりいい感じで見えてきました。
でもまだ城壁に木が被っています。もう少し登しましょう。
1. 超おすすめ絶景ポイント (行きやすさ:★★)
登り始めて約30分、やっと旧市街の全景が見えました!絶景ポイントに到着です!
左に目をやればロクルム島やケーブルカーも見えます。
反対側を見ればこれまた絶景! 天気が良ければ半島の向こうの島まで見えます。
自分の足で登ってきたので感動もひとしおです。
ビデオで見るとより一層臨場感がつかめると思います。
どうでしょう。ここがスルジ山の中腹から旧市街を眺める絶景ポイントです。
なぜ(山頂ではなく)中腹なのか?
実は、山頂から撮る写真には残念なポイントがあります。
スルジ山の山頂の残念なところ
絶景ポイントからあと少し登山道を登れば山頂のケーブルカー駅までたどり着きます。
しかし、ここから写真を撮るとせっかくの絶景写真に傷がつきます。
たとえば、こちらが(夜ですが)山頂から撮った写真です。
お分り頂けたでしょうか?
そうです。山頂で写真を撮ると、なんとケーブルカーの鉄塔やケーブルが写真に入ってしまうのです!
一体何を考えてケーブルカーを設置したのか? と聞いてみたくなります。
まあ設計上仕方なかったのかもしれませんね。
近隣の国から来た観光客なら気にしない人がほとんどだと思いますが、高い航空券代を払ってやって来てこれはあんまりです。写真が目的で来たならばこれほど残念なことはありませんよね。
登山道中腹の絶景ポイントを訪れるのは、
- 行きはケーブルカー(片道)
- 帰りは徒歩で下山
のコースで様々な角度から旧市街を撮り比べることをお勧めします。
夜は危険なので止めた方が良いと思います。
ツアーで行くなら
それでも個人で行くのはちょっと、と気がひける方にはオプショナルツアーもあるようです。
- 世界遺産ドブロブニク☆スルジ山ハイキング半日ツアー!<日本人アシスタント同行/往路ケーブルカー利用/混載/ドブロブニク発>
- 世界遺産ドブロブニク旧市街&スルジ山 半日観光ツアー!<日本人アシスタント同行/混載/ドブロブニク発>
これなんか、まさにぴったりですね。
2. 上級者向けポイント(行きやすさ:★)
登山道入口から東に1kmほど離れた場所に、 よく絵葉書でみる絶景ポイントがあります。
場所はこちら。
スルジ山の山頂からの下山コースの一つでもあるようです。(先に紹介した登山ルートより何倍も時間がかかります)
絶景写真を撮るために多くの車が停車するためか、道の脇に駐車場もあるようです。
徒歩で行くのはきびしく、市バスも走っていません。
この場所を訪れるツアーなどは探せばあるようでした。
行きやすさの難易度が高いので星は一つとしました。
そんなこともあり、実際にこの場所には行っていません。(スルジ山中腹で満足してしまったこともあり)
ちなみに、この場所(もしくはこの近辺)から撮影したと思われ写真を使った商品は、
週刊奇跡の絶景 Miracle Planet 2017年22号 ドゥブロヴニク旧市街 クロアチア【雑誌】
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/03/28
- メディア: 雑誌
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ほぼ同じ角度から撮られていますよね。
旧市街まで距離があるので望遠レンズ(ズーム機能)が必要になります。行きやすさに加えて、その点も敷居が高い理由でしょうか。
3. お手軽ポイント(行きやすさ:★★★)
3つめはお手軽に旧市街の絶景写真がとれる、かつ優雅にお茶もできるポイントです。
それはこちら。ホテルエクセシオールのテラスです。
こんな景色を優雅に眺めながら、美味しい飲み物や軽食に舌鼓を打つことも可能です。
港を行き来する船も見れて、かつ夏はこの右側にビーチが大盛況でリゾート感を堪能できます。
プロチェ門を出てほぼ水平(やや登り)移動で行けるので、休憩場所に悩んだ時の選択肢としてお勧めします。
夜に酒のグラスを片手に旧市街の夜景を鑑賞、なんてのも良いかもしれませんね。
以上、旧市街を写真に収める絶景ポイント3選をご紹介しました。
ちなみに、 ドブロブニクに行ってきた話はこちら。
絶景ポイントから常に目に入る島「ロクルム島」の話はこちら。
おしまい。