韓国のマチュピチュ? 釜山の甘川文化村に行ってきた!
韓国の釜山に行く機会があったので、以前から気になっていた「韓国のマチュピチュ」?との呼び声高い「甘川文化村」に行ってきました。
行き方も交えてご紹介します。
甘川文化村とは?
個人的には(誰が言い出したのか)「韓国のマチュピチュ」との例えはちょっと違っているかと思います。マチュピチュは遺跡ですが、ここは現役で人が住む町です。
パステル調の小さな家が傾斜に並ぶ景色は、どっちかといえば「韓国のチンクエテッレ」がふさわしいかと。
もともとは朝鮮戦争のときに北朝鮮から非難してきた人々が家を建てた場所だそうです。山肌に密集して建てたので今のような景観ができたとか。
2009年頃から町おこしが始まり、今では立派な観光名所として大人気です。町おこしの成功例ですね。
※ちなみに、チンクエテッレ(イタリア)はこんなところです。
行き方
甘川文化村の場所はここです。
地下鉄1号線の土城(トソン)駅からバスに乗って「甘川小学校」で降ります。
土城駅は6番出口から出て、すぐ前の交差点を右に曲がり、約100m直進すると右側に大きな病院があり、バス停もそのすぐ脇にあります。(乗るバスは、沙下区1-1、西区2、西区2-2のいずれか)
もうこの場所からして上り坂になっていて、ここからバスに乗ると「えっ、ここバスが行くの?」という急勾配で入り組んだ急カーブをグングン登っていきます。
バスを降りる「甘川小学校」はバスが坂を登りきって、そこから下り坂になる場所にあるので、「下り始めたらすぐ降りる」と思えば間違い無いです。
帰りは道の反対側のバス停から乗って帰ります。バス停に日本語の案内も書いてあるので、どのバスに乗ればいいかすぐわかると思います。
地図で見ると距離的に歩けそうに見えますが、前述の通りすごい坂道をひたすら登って行くので、行きは絶対にバスかタクシーを使うことをお勧めします。
帰りは天気が良ければ歩きでも良いかもしれませんね。ただし道が狭いわりに車が多いのでご注意を。
実際に村を散策
バス停「甘川小学校」で降りると、そこに綺麗なイラストの案内板があります。
ここに見どころポイントが図示されているので、このポイントを反時計回りに見て回ると効率的だと思います。
途中から下り坂になるので、時間がなければそこで後戻りしても良いかもしれません。(私はそうしました。)
ちなみに、この案内板のすぐ後ろに最高の撮影スポットがあります。
パノラマで撮影するとこんな感じです。
天気がイマイチだったので写真がパッとしませんが、実際に目で見ると迫力あります。
天気のいい日に見たらもっと色鮮やかで綺麗だろうなと思いました。
甘川文化村はアートで町おこししたので、きっと写真どりも楽しいと思います。
たとえばこんなものも。
村の反対側まで行くと、こんな感じでさらに見晴らしが良く、遠くに海まで見えます。
パノラマだとこんな感じ。
ただし、甘川文化村を見るにはやはり歩き始めたバス停あたりがベストだと思います。
立ち並ぶ売店には猫もいました。
全体的にアジアから来た若い観光客が多いですね。
カフェや食べ物屋も多く、歩いていて飽きないと思います。
ということで釜山に行く機会があればお勧めの観光ポイントです。
あると便利
ちなみに、SIMフリー(もしくはSIMロック解除)のスマホがあれば、プリペイドSIMカードがあると便利です。
地図アプリを使ってルート探索、地下鉄の乗り換えアプリなど、便利なことは数知れず。
おすすめのオプショナルツアー
それでもやっぱり個人で行くのはちょっと、、という方にはこんなオプショナルツアーもあります。
上記の松島海上ケーブルカーにも乗れて一石二鳥。
時間のない方、韓国/釜山は初めて、という方にはオススメです。
ちなみに、ここから松島海上ケーブルカーもそう遠くありません。
甘川文化村のついでに松島海上ケーブルカー、というルートは効率的だと思います。
松島海上ケーブルカーについてはこちらの記事もどうぞ。
おしまい。