東京メトロ1日乗車券を使って「都民の日」の入場無料スポットに行ってきた。東京メトロだけで楽しめるスポット4選をご紹介。
今週のお題「○○の秋」 にちなんで、
2019年の「都民の日」(10/1)、東京メトロの一日乗車券を使って、入園料・拝観料などが無料となったスポットを回って「芸術の秋」(+アルファ)を満喫してきました。
なぜ東京メトロ縛りなのかというと「広範囲を回れてかつお得な切符」ということで、都営地下鉄やJRまでカバーする一日乗車券ではなく、あえて東京メトロに絞ってみました。
「都民の日」とは
そもそも都民の日(とみんのひ)とは、「日本の東京都が1952年に制定した記念日のひとつで、毎年10月1日である。」だそうです。(都民の日 - Wikipedia)
この都民の日には主に東京都が管理・運営する施設の入園料/拝観料などが無料となります。詳しくは都の広報ページにまとめられています。
美術館などは展示内容が変わるので、毎年事前に何が観れるのか確認した方がいいですね。
基本的に常設展はOK、企画展はNGのようです。
また、都民に限定して無料公開していないので、都民でなくても無料で施設を利用できます。
東京メトロ一日乗車券
東京メトロが発売する一日乗車券には各種あります。
大きく分けると
- 24時間 or1日
- 都営地下鉄利用の有無
- 学生割引の有無
の違いで各種の切符があります。
24時間券は紙の切符なので、ICオンリーの改札機を通れないのでちょっと不自由です。
今回、この24時間券にして実感しました。紙の切符で通れる改札機の数は1/3以下ですね。
一方1日(終電まで)チケットはPASMOもあるので、当日限りの利用なら1日券にした方が便利だと思います。
ちなみに今回使った切符がこちら。
券売機で買うと味気ない磁気切符ですが、窓口ではデザインされたカードタイプの切符も買えるようです。
お得な特典「CHIKA TOKU」
さらに、この東京メトロの1日乗車券によってお得な特典を得られます。
その名も「CHIKA TOKU」は、一日乗車券を提示するだけで、350以上のスポットで割引やプレゼントなどの特典が受けられるサービスで、異なるスポットであれば、1日に何度でも使えます。
都民の日でなくても十分お得な1日が遅れそうですね。
利用可能スポットやそれぞれの特典など、詳しくは公式HPでご確認を。
東京メトロだけで行ってきたスポット4選
今回行ってきたスポットをご紹介します。
いままで気になっていたけど行ってなかった(レアな?)スポットを1日で効率よく観て回る、を目的として選んでいます。
東京都現代美術館/清澄白河(半蔵門線)
葛西臨海公園の水族館を除けは、最東端の施設かもしれません。
清澄白河駅のB2出口から徒歩で10分ほどの場所にあります。
美術館の看板、現代美術館らしくモダンですね。建物もかっこいい。
今回観れたのは収蔵品を展示する「MOTコレクション」展、観覧料は通常500円(一般)です。
入り口を入ると奥に窓口がありますが、ここは企画展の入り口なのでさらに奥まで行くと常設展の入り口があります。
大きば荷物(デイバッグなども)を持っているとロッカーに入れるか、前に(抱っこ状態で)抱えるかするように言われます。
入り口を入るとすぐに大きなオブジェが。迫力ありました。
コレクションを一巡りしてみたあとは、外観も見てみましょう。
ミュージアムショップやライブラリ、レストランもあり、時間に余裕があれば長居もできる場所でした。
また来てみたいと思える美術館でした。
清澄白河駅の近くには清澄白河園もあり、ここも都民の日は無料スポットなので、時間があれば立ち寄るのもアリですね。
過去に行ったことがあったので、今回は見送りました。
東京都庭園美術館/目黒(南北線)
清澄白河から都を縦断して目黒まで 行き、かつてから気になっていた東京都庭園美術館を観てきました。
東京都庭園美術館は目黒駅から白金台に向かって徒歩で7分ほどです。
白金台から歩いても時間的には大差ないと思います。
今回観れたのは庭園のみで、併設する美術館は対象外でした。(美術館は次回展示に向けた準備期間中でした)
庭園入場料は通常200円(一般)です。
受付でチケットをもらって歩いて行くと美術館があり、この左側に庭園の入り口があります。
庭園から見た美術館。
ミュージアムカフェでしょうか?中からの眺めも良さそうです。
その向かいには茶室があります。
前には池もあり、新緑や紅葉の時期はさぞかし美しいのでしょうね。
この時期でもまだ緑豊かでとても美しいです。
芝生のエリアもあり、シートを敷いてゆっくりすることもできます。
レストランも併設しており、ここは入場しなくとも利用できるようでした。
(都民の日の対象ではないですが)このすぐ隣に国立科学博物館附属自然教育園があり、この庭園の何倍もの面積の自然を楽しくことができます。
次回は自然教育園をメインに、庭園美術館も再訪したいと思います。
東京都美術館/上野(銀座線)
続いては 再び北上して上野の東京都美術館に行きました。
東京都美術館は銀座線を降りたら地下鉄の7番出口(長いスロープを上る)を出て徒歩10分ほどです。
東京都美術館では企画展「伊庭靖子展 まなざしのあわい」が見れました。観覧料は通常800円(一般)です。
上野動物園/上野(銀座線)
芸術とはやや離れますが、東京都美術館のすぐ隣ということで上野動物園にも行ってきました。
上野動物園の入園料は通常600円(一般)です。
予想通り、都民の日でお休みの子供達を連れたお客さんで大にぎわい。
パンダは「30分以上待つ」とのことなので諦め、代わりに像やクマなどの大物?を観てきました。
まとめ(どれだけお得だったのか?)
今回、都民の日でどれだけお得に東京を楽しめたのか、計算してみます。
収入の部(得した分)
- 入場/観覧料:2,100円
(4スポットの通常一般料金を合計) - 交通費(地下鉄):968円
(家→清澄白河→目黒→上野→家の4回乗車分。実際は途中下車して買い物したりしてもっと活用しています。)
支出の部
- 交通費(一日券):600円
ということで、総計 2,468円 お得という結果でした。
おしまい。