冬の北海道、札幌のモエレ沼公園に行ってきた。雪景色に輝くガラスのピラミッドが美しい。
年末に札幌に滞在中、以前から気になっていたモエレ沼公園に行ってきました。
天気も良く、一面の雪景色にガラスのピラミッドが映えてとても美しかったのでご紹介します。
モエレ沼公園とは?
モエレ沼公園は、かつてゴミ処理場の跡地だった場所を20年近くかけて緑の公園に変て2005年にオープンした総合公園です。遠くからも目に入る円錐形の山「モエレ山」、屋内施設であるガラスのピラミッド「HIDAMARI」など、自然とアートが融合したとても魅力的な場所です。
ちなみに「モエレ」とはアイヌ語の「モイレペッ」(「静かな水面・ゆったりと流れる」という意味)から名付けられたそうです。
一年を通じて美しい場所ですが、雪景色の公園は格別、という話を聞いて今回満をじして訪れました。
公園の詳細は公式HPでご覧ください。
市内から公園に行くには
札幌市中心部からモエレ沼公園に行くには、
のルートが分かりやすいと思います。うまく乗り継げば40分ほどで到着します。
冬は東口からしか入れないので注意を! 西口へ行くバスに乗ってはいけません。
環状通東駅でバスに乗り換える際、通り沿いにあるバス停(下の場所)は降車専用なので、
その裏にある建物内のバスターミナル内でバスに乗ります。
実際に行ってきた
バス停から公園へ
バス停「モエレ沼公園東口」でバスを降りたら、公園内まで少し歩きます。
バス停から(というかバスを降りるかなり前から)モエレ山が目に入ってくるので、バスを降り間違うことはないですね。
雪面の歩道をサクサクと歩いていきます。
公園手前で川(モエレ沼)にかかる橋を渡りますが、沼は一面真っ白です。
まずは目的のガラスのピラミッドへ。
ガラスのビラミッド
ピラミッドの中は暖かいです。日差しも暖かくて「HIDAMARI」という名前がぴったりですね。
鉄骨とガラスの造形が美しく、つい見とれてしまいます。
平日だったので人もまばらで静か。まるで美術館の中にいるようです。
真ん中にエレベーターがあり、上層階にのぼって見下ろすこともできます。
エレベーターもガラス張り。ピラミッドの真ん中は階段状に窪んでいて劇場のよう。
雪、太陽、ガラス、鉄骨、この組み合わせが本当に見事。
上層階には設計者であるイサム・ノグチのギャラリーもありました。
モエレ山
ガラスのピラミッドの中かもモエレ山はすぐ目の前に見えます。
外に出て、一面の雪面越しにそびえるモエレ山を撮影。存在感が凄いです。
雪遊びする人があんなに小さい。モエレ山はかなり大きいです。
靴がスニーカーだったので、今回はモエレ山を登るのは断念しました。
次は夏に訪れて、緑のモエレ山に登って見たいと思います。
おしまい。