函館七飯スキーパークに行ってきた。函館市内から簡単にアクセスできる絶景4kmのスキー場。山頂には絶景鑑賞カフェが。
2月中ばに北海道は函館市に行ったとき、スキーを楽しむため函館七飯スキーパークに行ってきました。
函館七飯スキーパーク
函館七飯スキーパークは函館の大沼近くにあるスキー場です。
北海道でスキーというと、ニセコやルスツ、サホロやトマムが有名ですが、探してみると他にも魅力的なスキー場がたくさんあります。
そのほとんどが道央や道東に集中していますが、探してみると道南にも規模の大きなスキー場がありました。それがこの函館七飯スキーパークです。
私も今回「せっかく冬に北海道に行くならスキーがしたい」と思い、行く先の函館近くで探して知りました。
3kmを超えるロングライドのゴンドラで山頂まで一気に上がり、滑り降りるコースの距離は最長4kmと北海道ならではのロングランスキーが楽しめます。
しかも、雪質は他の北海道のスキー場に負けないクオリティ。
さらに、他のスキー場に比べると空いています! ロングスロープの前を見ても後ろを見ても誰もいない!なんてことも普通にあります。
宿泊場所は大沼近くにもありますが、お勧めは函館駅近辺のホテル。
駅近ならスキー場にも簡単にアクセスできるので、昼にスキーを楽しんだあと夜は夜景などの市内観光と美味しい食事を楽しむことができます。
実際に行ってきた
アクセス方法は、函館駅から大沼駅までJR、大沼駅からスキー場までは無料のシャトルバスを使うと便利です。
函館駅からスキー場へ
まずは函館駅で電車に乗り大沼駅に向かいます。乗車時間は40分弱。
函館駅は新しくなりました。すぐ近くにはホテルがいくつもあり、ちょうど駅直結のJRホテルも建設中でした。
長万部行きの電車で出発です。
平日であれば、スキー用具など大荷物でも気兼ねなくボックス独り占めできます。
途中で新幹線接続する函館北斗駅を超え、大沼が見えてくるとこの景色。
雪景色の湖面と駒ヶ岳の美しさに目を奪われていると、次が大沼駅です。
スキー場のシャトルバスは大沼公園駅からも出ていますが、大沼駅の方が函館寄りなので大沼駅で降りて待ちます。
駅舎の中はこんな感じ。ストーブがいい味出しています。
スキー場のシャトルバスは電車の発車の時刻と合わせているようで、それほど待つことなく(場合によってはもう待っている)乗車できます。
シャトルバスに揺られて15分弱でスキー場に到着します。
バスが発着する駐車場のすぐ横にゴンドラステーションがあり、このステーションの一階に更衣室やロッカー、レンタルショップやリフト券売り場があります。
いざ山頂へ
着替えてリフト券を買って階段を上がってゴンドラに乗車。
しばらくすると背後には駒ヶ岳と大沼の大パノラマが広がります。
さすがに3km超えの今度らは乗りごたえありますね。
ちなみに日本最長のゴンドラが苗場のドラゴンドラで5.5kmで25分もかかります。
その様子をタイムラプスムービー(早回し)で撮影しました。こちらです。
測っていませんが、こちらも乗車時間は10分強はあったと思います。
標高が上がるにつれて刻々と景色が変わり、山頂近くになると樹氷が見え始めます。
いよいよ山頂に到着。ゴンドラを降りると樹氷に囲まれた美しい景色がまっていました。
スキーやスノボをしなくても、この樹氷だけでも観光としては有りですね。
リフトを乗り継いだ山頂へ。その山頂からの景色がこれです。
コースの先に見える建物がゴンドラの山頂ステーションです。
この日は天気がとても良く、内浦湾の向こうに羊蹄山まで見えました。
スキー場から山(駒ヶ岳)〜海(内浦湾)〜山(羊蹄山)という特異な景色が観れるのは、日本でもここだけではないでしょうか?
PEAK CAFE :絶景鑑賞カフェ
ゴンドラの山頂ステーションのすぐ隣に「PEAK CAFE」という絶景鑑賞カフェがあります。
正面がガラス張りで、その先は長いスロープになっているので景色を遮るものが何もありません。
駒ヶ岳から内浦湾、天気がよければ羊蹄山まで見ることができます。
店内も小洒落ていて、山の上とは思えない落ち着いた雰囲気。
空いたスキー場を独り占めして滑り疲れた時の休憩にはもってこいです。
山麓CAFE
山頂にあるのは「PEAK CAFE」だけですが、山麓には2件のレストランがあります。
その一つが「山麓CAFE」。ゴンドラステーションの目の前にあります。
窓際には横手に長ーいカウンター席があり、手っ取り早く食事を済ませたり、待ち合わせするにはピッタリです。
レストラン駒
もう一つ山麓にあるレストランが「レストラン駒」です。
テーブル席がたくさんあるので大人数で来ても、混んでいる時間帯でも大丈夫ですね。
広い窓から広いゲレンデが山頂まで一望できます。
絵になるカッコいい薪ストーブもありました。
お得なチケット
シーズンによって変わる可能性はありますが、リスト券と食事がセットになったパックチケットをコンビニで購入できます。
ちなみに2019-2020シーズンのパックはこんな内容でした。(食事券とドリンク券は山麓のレストランでしか使えませんでした。)
- 【パック内容】リフト・ゴンドラ1日券(4,900円)+食事券(1,200円相当)+ソフトドリンク券(200円相当)6,300円 ⇒ 5,000円(1,300円割引)
シーズン終盤にはレンタルも込みのお得なチケットが発売されたりしますので、直前に確認することをお勧めします。
おしまい。