禅のテーマパーク?現代美術屋外ミュージアム!? 広島の新スポット「神勝寺」に行ってきた。
暖かくなり始めた3月の初旬、広島を訪れた際に足を伸ばして「神勝寺」に行ってきました。
「神勝寺」禅と庭のミュージアム
神勝寺は最近の旅行ガイドブックにも載っている注目スポットです。
公式HPがこちら。HPの作りも美術館のように洗練されていて興味をそそります。
場所はこちら。広島市から見ると尾道よりよっと先に行ったあたりです。
最寄りの大きな都市は福山ですが、神勝寺にもっともアクセスが良いのがJR永松駅です。
JR永松駅の駅前にタイムズカーシェアがあったので、今回はそこからカーシェアを利用して神勝寺まで行ってきました。
カーシェアはレンタカーよりも手軽で旅先でもとても重宝します。
6時間以内の時間の利用であれば給油も不要です。手続きも不要で予約時間にカードをかざして解錠し、借りた駐車場に戻すだけととても簡単。
スマホで予約ができ、事前に目的地をカーナビに遠隔セットすることもできます!(これホントに便利です)
「行ってみたい場所があるけど駅から遠い。レンタカーを借りるのは手間だし面倒。」
という場合にぴったり。
全国各地に自家用車がある感覚で使えるのでとてもお勧めです。
実際に行ってきた
JR永松駅からカーシェアを利用して実際に行ってきました。駅からは車で20分弱です。
正門のすぐ近くに駐車場があります。
門を入ってすぐ左側に受付があり、そこで拝観料を支払います。
受付のとなりにショップもありました。
拝観料は1,200円(大人)。お寺としてはちょっとお高目ですが、アートスポットとして捉えると妥当ですね。実際に中を見た後はさらに納得いくと思います。
園内マップがこちら。
出典:CAMPUS MAP | 神勝寺 禅と庭のミュージアム
一番奥の荘厳堂まで片道15分ほど(じっくり見ながらだと数倍はかかります)です。
話題のアートパビリオン「洸庭」を見たり、五観堂でうどんを食べたり、浴室でお風呂に入ったりとするなら、数時間は必要など思います。
正門入ってすぐ目の前には池があり、この景色が広がります。
まずは話題の洸庭に向かいます。その途中には多宝堂が。
多宝堂の前には車道を跨ぐ橋がかかっていて、ここを渡って洸庭に向かいます。
アートパビリオン「洸庭」
多宝堂から橋の向こうに見える洸庭。この時点でその大きさに驚きます。
橋を渡って洸庭の足下に。まるで大きな船の船底を見ているよう。
緻密で精巧なつくりとそのスケールに感嘆。
ぐるっと回り込んで反対側から。いや大きいですね。
橋からみて洸庭の反対側には川が流れる庭園があります。
この庭園から見る洸庭が素晴らしいです。
洸庭は中に入ることができ、その中では公式HP曰く
が鑑賞できます。
今回訪れた時は一時的に内部公開を中止しており、残念ながら中に入れませんでした。
(いく前からHPで確認しており承知で行きました。外から見るだけでも十分楽しめます。)
入り口には橋が掛かっていて、まるでUFOの搭乗口のようです。
正面から見ると間違いなく「UFO」です。
ほんとうに宙に浮いてる感がすごいです。今にも飛び立ちそう。
入り口にかかる橋の下には売店があり、飲み物など販売しています。トイレもありました。
洸庭の庭にはこんなオブジェも。まるで生き物のようで今にも動き出しそうです。
洸庭を一通り楽しんだら、橋を渡って戻ります。
五観堂の「神勝寺うどん」
園内の五観堂では食事「神勝寺うどん」がいただけます。
今回は訪れた時間が食事時よりも早く周りを見て回るだけでしたが、五観堂の周りには庭園や水車小屋などがあり雰囲気は満点でした。
荘厳堂
園内の一番奥にある荘厳堂の手前には長い石段が。(迂回路もあります)
石段をあがって荘厳堂に入ると枯山水の庭が。これがまたとても広い。
荘厳堂には靴を脱いで上がることもできます。
白隠禅画墨蹟の常設展示館「白隠コレクション」もあり鑑賞できます。
荘厳堂からの戻り、石段を避けて違う道でもどると見事な竹林が。必見です。
園内を一周して正門前に戻る途中。
浴室/露天風呂
「露天風呂が素晴らしい」という評判を聞きつけて、せっかくなので入ってきました。
内湯からみる竹林の眺めも素晴らしいそうです。
内湯と露天風呂は男女で入れ替えなので、希望があれば事前に確認しておくと良いと思います。
今回は運良く露天風呂に入ることができました。
母屋で受付をして、露天風呂のある離れに案内してもらいます。
一旦外に出て離れへと。離れには脱衣場もトイレもあります。
中に入るとこの眺め。絶妙のタイミングで貸し切り状態。心ゆくまで楽しみました。
湯面に映る竹林も美しい。新緑の季節はどれほど綺麗なのか。
ほとんどアートスポットと言っていい「神勝寺」、最後には露天風呂にも浸かってたっぷり楽しめました。
おしまい。