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その庭園は17年連続日本一! 鳥取県の足立美術館に行ってきた。

春前の3月になりますが、 鳥取県足立美術館に行ってきました。

ここは庭園がすばらしく、なんと17年連続日本一の庭園だそうです。

メディアでも多く取り上げられ、首都圏からは遠いものの訪れる人はかなりの数だそうです。

 

足立美術館とは

 前述の通り庭園は有名ですが、コレクションも横山大観を始めアクセスが良ければ何度でも訪れたくなる美術館です。

今や山陰観光、特に出雲や松江を訪れるなら絶対に外せない場所です。

公式HPはこちら。

www.adachi-museum.or.jp

 場所はこちら、米子駅から所要時間30分強の距離です。

レンタカーが手っ取り早いですが、JR安来駅より無料シャトルバスを運行しているので電車でもアクセスは容易ですね。

 

 実際に行ってきた

 今回はレンタカーを使って美術館に乗り付けました。

駐車場はとても広く、その人気の高さが良くわかります。

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こちらが美術館の入り口。手前に別館があり、地下道でつながっています。

中に入って順路を進むと、さっそく庭園が見えてきます。

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足元には堂々と「日本一」の石板が。

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所々に詳細な説明もあり、庭自体が展示品であり美術品ですね。

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窓ガラス越しに庭を見るので、肉眼では自然に見えますが、写真を撮るとやや青みがかった色に。

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いつ来てもこのクオリティを保つのは庭師さんの努力と技は相当なものかと想像できます。

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美術館に車で近づいてくると幹線道路の脇に家や店舗も多く建っていて

「あの広大な庭がこんなところにあるの?」

と不思議でしたが、美術館の中から庭園を見ると、近隣の家や道などの人工物が見事に隠れていて、景観設計の素晴らしさに驚かされます。

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遠くの山、近隣の山、そして庭、その合間にあるはずの家や道が見事に見えなくなっています。

まるで広大な土地を買い取って全て庭にしたかのようです。目隠しでここに連れて来られたら、間違いなくそう錯覚すると思います。

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庭園の中には鯉が泳ぐ池もあります。

池の向こうには煎茶室もありますが、入れるのは池の手前までです。

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この池のすぐ隣にレストランがあり、窓際に座れば池を足元に見下ろしながら食事もできます。

庭の見取り図は公式HPに掲載されています。この池は④の「池庭」です。

公式HPには今現在ライブカメラがあり、リアルタイムで庭の景色を見ることができます。

下の写真はレストラン「喫茶室 大観」の窓際席から撮ったものです。

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池の手前には茶室があり、中を伺うことができます。

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茶室を覗くと、まるで額縁で切り取ったかのように向こうの庭が見えます。

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違う窓からは滝が見えます。緻密に計算された庭と建物の設計に驚きます。

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茶室の脇を通って向こう側の庭「白砂青松庭」へ。

ここは窓ガラスではなく、外に出て広大な庭を見ることができます。

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遠くに滝「亀鶴の滝」が見えます。

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どっちを向いても「見事」の一言。

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本当に絵のように完成された景観です。

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この後、順路としては横山大観などの日本画を始め、見逃せない絵画をたくさん見て回る事ができます。

入館料は比較的高めですが、この庭の素晴らしさを見ると高くはないですね。

今回、初めて足立美術館に訪れましたが、異なる季節(特に秋、それと雪景色)でまた訪れたいと強く思いました。





おしまい。