ここは海外の高級リゾート地!? 中禅寺湖畔にたたずむリッツ・カールトン日光に行ってきた。
9月上旬、首を長くしてオープンを待っていたリッツ・カールトン日光に宿泊してきました。
Marriott Bonvoy
今回はマリオットの会員プログラム(誰でも会員になれます)で貯めたポイントを使っての無料宿泊です。
宿泊代は所定のポイントを消費することで無料になりますが、食費は特典には含まれないので現地で実費支払いになります。
マリオットの会員プログラムやそのポイントについて詳細はこちらの記事をご覧ください。
リッツ・カールトン日光
当初リッツ・カールトン日光は2020年6月にオープンする予定でした。
なので6月中旬で予約を入れていましたが、これが9月オープンに延期なり、予約も9月に変更。
その後7月にオープンが早まり、予約済みのゲストには予約変更するかどうか再確認の連絡がホテル側からありました。
でも9月で予定を組んでいたので、予約は9月のまま変えずに楽しみにしていました。
場所はこちら。中禅寺湖の湖畔、かつ華厳の滝に一番近い場所です。
実際に行ってきた
チェックイン
通常のチェックイン時刻よりちょっと早めに到着。
ラウンジのすぐ横、夜はバーにもなる場所へ通されました。
数分と待たず、和装姿の担当スタッフが現れて「お部屋の準備ができています」と部屋へ案内してくれました。
チェックインは部屋で行うとのこと。とてもスマートですね。
真新しい廊下を通ってゲストルームへ。期待が高まります。
ゲストルーム:中禅寺湖ビュー
通された部屋は中禅寺湖に面した「中禅寺湖ビュー」の部屋です。
予約は「男体山ビュー」でしたがアップグレードしてくれました。ありがとうリッツ・カールトン!
マリオットのエリート会員はランクによってアップグレードの可能性が高くなりますが、今回はランク云々より予約状況の運が良かったようです。
部屋のドアを開けると広い玄関。客室内との仕切りには凝った格子作りの目隠しが。
部屋の中はこんな感じ。
奥にリビングスペースがあり、間にガラス戸の仕切りもあってほぼスイートのようです。
壁のように大きな両開き扉を押し開けると、奥には洗面所やお風呂、トイレといった水回りが。
ダブルシンクというより、洗面所が二つといった感じの広さです。
入ってすぐ片方の洗面台しか目に入らず、後ろにもう一つ同じ作りの洗面台があって驚きました。
ビューバス
部屋のお風呂はビューバスです。中禅寺湖と緑の木々を見ながらお風呂に入れます。
洗い場も広いしシャワーも手持ちと天井のレインシャワーの2つ、窓は電動でブライドを下ろすこともできます。
浴槽の向こうにはバルコニーが。
リビングスペースとお風呂の間は仕切り扉がスライドして開きます。
外の景色を存分に楽しみながらお風呂に入れます。
そしてこの浴槽が大きい! 大人二人でも入れる大きさ。頑張れば親子三人いけるかも。
ホテルには立派な温泉施設もあるので、何度もお風呂に入ることになりそうです。
ウェルカムギフト
ウェルカムギフトがとても凝った木箱に入っていました。
中には季節の果物と和菓子が。
美味しくいただきました。
ツボを心得た設備
部屋の設備はどれもとにかく素晴らしいの一言ですが、個人的に一番盛り上がったのがこのBoseのBluetoothスピーカー「SoundLink mini Bluetooth speaker II」。
「わかってるじゃないか!リッツ・カールトン日光!」と勝手に大絶賛。
このスピーカーについては別ブログで記事にしているのでご興味あればお読みください。
温泉
ホテルの温泉施設は一階にあります。
男女別の浴室に分かれる間に、湯冷まし所として寛げる部屋がありました。
冷えたボトルのミネラル水をいただけます。
棚の上にはさりげなく「見ざる聞かざる言わざる」の猿ではなくライオン?のぬいぐるみがありました。
細かい演出、気づいた人は盛り上がるでしょうね。
脱衣所には電子ロックのロッカーがあり、ミネラルウォーターが並んでおり、ドライヤーはあのダイソンでした。
浴室内は撮影できないのでホテルのHPでご覧ください。
露天風呂は大きくてゆったり入れます。ライトアップされた夜の露天風呂も見逃せません。
バルコニー
チェックインした日は雨が降ったり止んだりの天気でしたが、翌日は朝から晴天に恵まれ、バルコニーに広がる景色はこの通り。
右には男体山。
正面には中禅寺湖。
パノラマで見るとこんな感じ。
この絶景を見ながらお風呂に入りました。
今まで何度も来たことのある中禅寺湖ですが、ここから(湯に浸かりながら)見る景色はまるで別世界。
スイスのサンモリッツ? いやいやニュージーランドのクイーンズタウン? 海外の湖畔にある高級リゾートに居るかのような非日常感を満喫できました。
朝食
リッツ・カールトン日光の朝食はすごいです。
和食と朝食が選択できますが、今回は和食を選びました。チェックインでお世話してくれたスタッフの方も和食がお勧めとのこと。
和食には黒豆納豆や温玉など選択肢もいくつかあって迷いました。
まず飲み物(ジュースやコーヒーor紅茶)とサラダ、続いて籠?に入ったパンがサーブされます。
他にも地元?栃木の牛乳やドリンク・ヨーグルトなど(自由にセルフで)頂くことができました。
そして運ばれてくる、これでもかとおいしいものが詰まっている木箱!
写真は映りがイマイチですが、テーブル狭しと占有する大きさの木箱です。
朝からお造りとローストビーフ、中身もすごいですがお値段もすごい。一人6千円です。
マリオットのエリート会員なので割引が適用されましたが、それでも立派なお値段ですね。
近隣散策:旧大使館別荘
ホテルから徒歩で30分ほどの場所に、JRのCMでも紹介された英国とイタリアの旧大使館別荘があります。
ホテルでもゆっくりしたいけど少し外も歩きたい、という時にはぴったりの散策先です。
ホテル前の中禅寺湖畔を時計回りに歩けばたどり着くので迷いようがありません。
公式HPはこちら。
旧英国大使館別荘は、暖かい季節には湖畔側がフルオープンになり開放感が素晴らしいです。
散策後は再び温泉に入ったり、贅沢な部屋でチェックアウトまで絶景を楽しみながらゆっくりと過ごしました。
ホテルの庭だけでも十分癒されます。
アフタヌーンティーが楽しめるホテルのラウンジ前には緑が広がっています。
ここでゆっくりとした時を過ごすのも贅沢ですね。
今回は初めて訪れたので「あれもこれも」と落ち着きなく過ごしてしまいました。
もう一度訪れる機会があれば、今度はじっくりと楽しみたいと思います。
おしまい。