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初夏の北海道、ウェスティン・ルスツに行ってきた。

2021年6月末、初夏の北海道はルスツに行ってきました。

冬には札幌から日帰りスキーで何度か訪れたルスツ。スキーヤーから見たらシーズンオフ?のウェスティン・ルスツに2泊してきました。

 

ルスツ・リゾート

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ちょっと昔なら「夏にスキー場に行って何するの?」と言われるほど、スキー場は冬本番の楽しみ方しかありませんでした。

しかし最近は、緑豊かで都会よりも過ごしやすい夏のリゾート地としても楽しめるよう充実しつつあります。

なので、夏本番の8月はスキーシーズンほどでは無いにしろ、ホテルの部屋も高額になります。

夏本番前の初夏は、絶好の狙い目シーズンと言えます。レストランや遊戯施設など、全施設はオープンしていませんが、実際に現地で利用する施設はそれほど多くありません。

ゆっくりのんびりする良い機会と開き直れば、逆にリゾート気分を満喫できそうです。

 

ウェスティン・ルスツ

ルスツリゾートには大きなホテルが2つあります。

一つは「ルスツリゾートホテル&コンベンション」、そしてもう一つが「ウェスティン ルスツリゾート」です。

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この2つのホテルは国道230号線を挟んで建っており、その間をモノレールが繋いでいます。

ルスツリゾートホテル&コンベンションはゲレンデ直結ですが、ウェスティンルスツは一度連絡リフトに乗らないとゲレンデにアクセスできません。

ただし、メイン(より広大な)ゲレンデである「イース」と「イゾラ」にはウェスティンルスツの方が近いので、スキーを本格的に楽しむにはウェスティンの方が便利かもしれません。

ルスツリゾートにはジェットコースターや流水プールを始めとする大規模遊具を備えた遊園地もあり、これはルスツリゾートホテル&コンベンション側にあります。

いずれにしろ、2つのホテルは歩いて行き来できる至近距離なので、どちらに泊まっても大差ないと思います。値段や好みだけでで決めても問題ないでしょう。

 

実際に行ってきた

アクセス

今回は新千歳空港に到着後、そのままレンタカーでルスツに向かいました。

冬場は運転スキルが必要なので避けていますが、雪がなければ北海道での移動は車が最も便利かつ楽しいですね。

新千歳からは、支笏湖を経由して行くルートがもっとも近くて景色も綺麗で楽しめると思います。

北海道の道は走りやすくて負担もなく、あっという間にルスツに到着です。

ウェスティンルスツの全景がこちら。ホテルの目の前に大きな駐車場があります。

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メゾネット・スイートルーム

今回宿泊したのはメゾネット(2階建て)のスイートルーム。

ウェスティンルスツの部屋はとてもユニークで、全室がメゾネット形式です。

なので、スイートルームといっても内装や備品、階層が異なるだけで部屋の構造はほぼ同じです。

こちらが寝室。寝室は2階にあります。

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部屋の入り口も2階にあり、入り口から入ってすぐ隣に寝室があり、目の前に階下に降りる階段があります。

階段の上から下のリビングを見てみるとこんな感じです。

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リビングの壁には引き出して使えるベッドが2台。家族なら3〜4人でも泊まれますね。

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リビングの奥にはキッチンがあります。流しや冷蔵庫もあって、ほぼ生活できるレベルの充実度です。

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ソニー製のBluetoothスピーカーがありました。ネットラジオも聞ける優れものです。

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リビングの奥には洗面所と浴室、そしてトイレがあります。

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浴室はこんなん感じ。ちょっと古い作りですが、ホテルには立派な温泉浴場があるので、この浴室は一度も使用しませんでした。

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洗面所はダブルシンク。タオルかけも2つあって、とても使いやすいです。

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ウェルカムフルーツならぬ、ウェルカムお菓子。さすが北海道、ROYCEのチョコレートです。美味しく頂きました。

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クラブラウンジ

ウェスティンルスツにはマリオットBonvoy(マリオットホテル系列のロイヤリティプログラム)のエリート会員が利用できるクラブラウンジが、1Fのラウンジの一区画に設けられています。

ここはメニューを見て欲しいものを注文するオーダー性なので、自分で取りに行ったり盛りつけたりする必要がありません。

ゆったり椅子に座ったままレストランのように楽しむことができます。

飲み物だけでなく、簡単な軽食も良いされているので、乾いた喉だけでなく小腹を満たすにも利用できます。

一通りめぼしいメニューを頼んでしました。サラダがあるのは嬉しいですね。

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朝食

時節柄か、朝食は日によってはお膳で提供する日があり、その時頼んだ和食はこんな感じです。

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2泊しましたが、翌日の朝はブッフェの日でした。

ちなみにレストランの窓からはこんな清々しい景色が見えます。

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天井はアトリウムになっていてとても明るいです。

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朝焼けと雲海

ウェスティンルスツは遠くからでもすぐ分かる高層ビルです。なので客室も上層階はかなりの高さになり眺望は抜群です。

ちょうど宿泊した日の朝、運よくホテルの部屋から雲海を見る事ができました。

部屋が高層階だったの窓から下に雲海が見えるのです。

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その時撮影した動画(タイムラプス)がこちらです。

日が登ってくると次第に雲も霧も晴れてきます。

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そしてこんな晴れやかな景色が。

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ちょっとした山に登ったくらいの高さがあります。

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一足伸ばしてみた

夏はスキーができない代わりに車での移動がとても楽です。なので近隣の観光スポットへも簡単にアクセスできます。

洞爺湖

ルスツから洞爺湖まで、車なら20分ほどです。

湖岸には整備された公園が続いているので、ゆっくり散歩するだけでも楽しいです。

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道中、羊蹄山を眺めながら一息入れるのも楽しいです。

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羊蹄パノラマテラス

もっと手近な絶景スポットが羊蹄パノラマテラスです。

最近増えている、冬はスキー場、夏は地の利を生かした絶景テラス、ルスツにもスキー場「ウエストMt.」 の山頂に設けられた絶景テラス「羊蹄パノラマテラス」があります。

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テラスから羊蹄山を眺めるとこんな感じです。

広角写真なので小さく見えますが、実際に目で見るととても迫力があります。

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ここから後ろを振り返ると、ホテルの建物が見えます。

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山登りほどキツくありませんが、舗装されていない上り道なので、きちんと歩ける靴で登った方がベストです。

 

 

おしまい。