熱海の隠れ観光スポット「起雲閣」に行ってきた。サンルームのステンドグラスは必見。
熱海といえば何はなくとも「温泉」ですが、他にも見所は沢山あります。その一つ、知る人ぞ知る観光スポットの「起雲閣」に行ってきました。
起雲閣
起雲閣は当初、別荘として大正8年(1919年)に建てられ、かつては「熱海の三大別荘」と呼ばれていた由緒ある建物です。(他の2つは岩崎別荘(非公開)と住友別荘(現存せず))
昭和22年には旅館として生まれ変わり、2000年には熱海市の所有となりました。
旅館の時代には太宰治を始めとする文豪も宿泊したとのことです。NHKの朝ドラ「花子とアン」(2014年)でもロケ地として利用されました。
熱海市の公式HPはこちら。
実際に行ってきた
熱海駅からは公称値で徒歩20分です。
でも、駅からは下り坂が続くので気分的にはもっと早く着きます。
入り口が分かりにくく、下手すると外周を一周回ってしまいます。
入り口は、敷地の北東角(山側かつ駅側)にあるので、海側の大通りには出ないで山側の道で行くと分かりやすいと思います。
東海バスが運行する市内循環バス「湯~遊~バス」を利用すれば起雲閣の前にバス停があるので迷うことがないですね。
1日乗車券もあるので予定する観光スポットが巡回コースに含まれていればお得ですね。
サンルーム
起雲閣の見どころトップはこのサンルーム。
天井をステンドグラスが覆っています。床はタイル張り。
透明ガラスではなくてステンドグラスなので、明るいのに光が柔らかい。室内と屋外の中間にいる感じです。
ここがカフェだったら間違いなく長居してしまいますね。
奥の応接間には暖炉もあります。
起雲閣を訪れた文豪達
実際に起雲閣に訪れた文豪の写真があちこちに展示されています。教科書で見る人ばかりですね。
奥にも暖炉付きの洋間が。この奥にはローマ風の浴場がありました。
庭園
起雲閣は敷地の四方を建物がぐるりと巡っていて、その中央に広々とした庭園があります。
芝生が手入れされていてとても綺麗です。
中央には川が流れています。木々も豊富で四季折々楽しめそうです。
オーシャンスパFuua(フーア)
観光ついでに温泉も入りたい、長時間ゆっくりできる場所がいい、となったらオーシャンスパFuuaがおすすめです。
都内で東京ドームに隣接する温浴施設ラクーア(LaQua)と同じ運営です。
お財布を持ち歩かず館内着でくつろげて、館内では飲食もできるので長時間の利用がおすすめです。(短時間の利用だとコスパ的にもったいない)
ランチがセットになったチケットがお得です。
熱海駅との間を無料シャトルが運行しているので帰り道も安心ですね。
おしまい。