カンボジアの世界遺産、アンコールワットに行ってきた [3] (アンコールワット寺院〜パブストリート)
2015年夏、「行ってみたい世界遺産」 のランキング常連、ベスト5には必ず入るカンボジアのアンコールワットに行ってきました。
前回記事はこちら。その続きとして「アンコールワット寺院」と「パブストリート」をご紹介します。
アンコールワット寺院
アンコールワット寺院は正方形のお堀に囲まれており、観光客の入り口は西側の一箇所です。
このお堀にかかる橋を渡る際、係員がチケットを確認します。ここではチケットは販売指定なので要注意です。
橋を渡って門をくぐると、はるか向こうにガイドブックで見慣れた寺院の塔が見えます。
門をくぐり抜けてさらに進みます。
中庭には野生?の猿もいて、まったく警戒する様子もありません。
どんなに人懐っこくても海外で動物に接触するのは危険なので、なるべく遠目に見るだけ、が無難ですね。
第三回廊
アンコールワット寺院は三重の回廊から成り、一番内側の第三回廊に行くには見上げるほどの階段を登ることになります。
階段はぐるっと回り込んで東側にあります。
今は手すりのついた木製の階段ができていますが、以前はロープを伝って石の階段を登っていたそうです。
時間によっては渋滞して待ち行列ができていることも。
より緩やかで足場のしっかりした木製階段ができたとは言え、それでも高所が苦手な人にはかなりの苦行。後ろに人を待たせても、慌てずゆっくり手すりを伝って登ることをお勧めします。
階段を登りきって第三回廊から外を眺めると、遠くまで見渡せてかなり高いことを実感します。
寺院の全体像が上から見えるので、その大きさがよくわかります。
寺院入り口の西側の景色。
第三回廊の内側はこんな感じ。
この中心に高い党が建っています。
第一回廊
第一回廊には壁一面にレリーフがあり、中でも見どころは神々と阿修羅が蛇で綱引きをしているレリーフです。
その場所はこの辺り。
第一回廊は寺院の中でもっとも長い回廊なので、端から見るとはるか向こうまで真っ直ぐ伸びる回廊が見渡せて、その長さがよくわかります。
そしてその壁面(内側)に綱引きのレリーフがあります。
綱引きの全体をパノラマで撮ってみました。
このレリーフを作った時の作業を想像すると気が遠くなります。
雨季のご注意
「池に映った寺院」を見ようと思うと、乾季ではなく雨季にアンコールワットを訪れる必要があります。
雨季といっても一日中雨は降っていませんが、降り出すと豪雨なので身動きが取れません。
一旦降り出すとこんな感じで土砂降りです。
長くても一時間以内には止むことがほとんどなので、雲行きが怪しいときは雨宿りできる場所をあらかじめ目星つけておくと安心です。
あと、念には念を入れて雨具は携帯しましょう。風邪を引いてはせっかくの旅が台無しです。
パブストリート
世界中からアンコールワットを訪れる観光客のほとんどが、夜になるとシュムリアップのダウンタウン「パブストリート」に繰り出します。
他に行くところが無い、と言ってしまえばそれまでですが、観光客目当ての店が立ち並ぶパブストリートは活気があふれていて一見の価値ありです。一杯飲みたくなること確実です。
みんな滞在するホテルからトゥクトゥクで乗り付けます。
ガイドブックに載っていた「Red Piano」という店にいきました。
場所はこちら。
映画「トゥームレイダー」の撮影で女優のアンジェリーナジョリーもこの店に来たそうです。
「Red Piano」はストリートの中心位置にあり、店から通りの雰囲気を見ているだけでも楽しい店でした。
暗くなるとネオンが輝きだしてパブストリートにはさらに活気にあふれてきます。
ナイトマーケット
パブストリートのすぐ隣には、川沿いにアーケードがありました。
民芸品からお土産など、品数が豊富で見ていて飽きません。
川面も電飾が輝いていて綺麗です。
一杯飲んで食事して買い物もして、アンコールワットの夜は更けていきました。
おしまい。