ペルーの世界遺産、マチュピチュへ行ってきた [1] オリャンタイタンボを経由するルートは高山病の予防に最適!
憧れの地、世界遺産の最高峰、地球の裏側、いろんな表現は人それぞれ、思入れも人それぞれ、でも世界遺産といえば真っ先に頭に浮かぶの場所、マチュピチュへ行ってきました。
まずは最初の目的地であるオリャンタイタンボをご紹介します。
どうやって行ったの?
この旅の全行程はこんな感じです。
- 飛行機:日本(成田)→ 米国(ヒューストン)
- 飛行機:米国(ヒューストン)→ ペルー(リマ): 🛏1泊
- 飛行機:ペルー(リマ)→ ペルー(クスコ)
- 車:クスコ→ オリャンタイタンボ: 🛏 1泊
- 鉄道:オリャンタイタンボ → マチュピチュ村: 🛏1泊
- バス:マチュピチュ村 ⇄ マチュピチュ: 🛏1泊
- 鉄道:マチュピチュ村 → クスコ: 🛏2泊
- 飛行機:クスコ → リマ: 🛏0.5泊
- 飛行機:ペルー(リマ)→ 米国(ヒューストン)
- 飛行機:米国(ヒューストン)→ 日本(成田)
全行程が個人手配です。ツアーよりはかなり安く済ませられたと思います。
道中の苦労も旅の醍醐味であり、いい思い出になりますよね。
日本からペルーへ
飛行機は日本からリマまでヒューストン経由のユナイテッド航空を利用しました。これがこの旅で最も高い出費でした。
リマの到着が夜遅くで、かつクスコへの便が早朝なのでリマで一泊しました。リマ市内へはタクシーなどで移動が必要です。かつ夜遅くで観光する時間もないし寝るだけだし、知らない土地で治安も心配なのでちょっと高めですが空港隣接のホテルに宿泊しました。
空港ターミナル直結なので、夜遅い到着、朝早い出発でも安心です。
リマからクスコへ
リマからクスコへは格安航空?のPERUVIAN航空の便を公式HPから購入しました。
南米は初めてで航空会社の良し悪しも分からないので、格安航空券を扱うエージェントは介さず、より安心を求めて直接航空会社のHPで購入しました。
直接買ってもとても安いので、結果正解だったと思います。案の定、帰りの便は出発が大幅に遅れるし便が変わりました。多分格安チケット屋で買っていても結果は変わらなかったと思いますが、正規チケットとして買っていたので遅れを待っている間の安心感が違います。
写真は飛行機からとったアンデスの山々。
リマは海沿いなので、そこから山の上にひとっとびする感じです。
移動時間は約1時間。
クスコからオリャンタイタンボへ
オリャンタイタンボ へはホテルの送迎サービスを利用しました。追加料金がありましたが空港でタクシーを捕まえたり、旅行会社の送迎サービスを別途手配していたら倍以上の費用がかかったはず。
写真は迎えに来てくれたドライバーのおじさん。
おじさんの後を早足で追いかけるだけで、心なしか鼓動が早くなる気がします。
飛行機でひとっ飛びしてきたので油断しそうですが、ここは三千メートル級の高地。
油断は大敵です。
さて、タクシーに揺られること1時間弱、オリャンタイタンボ に到着です。
オリャンタイタンボ で泊まったホテルはこちら。
実際のホテルの写真がこちらです。
ちなみに、マチュピチュへの入場チケットもこのホテルで手配してもらいました。
予約と同時に送迎サービスやチケット手配が必要かメールをいただき、どうせなら全部まとめてとお願いしました。
マチュピチュへの入場チケットの手配にはパスポートが必要なので、パスポートをスキャンしてメールで送りました。パスポートの情報を見ず知らずの相手に送るのはちょっと不安でしたが、チケット手配に必要なのは間違い無いようなので思い切って頼みました。
ホテルに到着するとスタッフの方もフレンドリーで親切、その場ですぐに予約したチケットも受け取れて、一安心しました。
ホテルの中はこんな感じ。二階建てで、部屋は二階でした。
部屋から見た景色。
目の前を川が流れていて、橋を越えるとすぐにオリャンタイタンボ の遺跡。なので部屋は遺跡ビューでした。
ホテルの部屋から見た遺跡はこんな感じです。
オリャンタイタンボ
なぜオリャンタイタンボ なのか?
もちろん、クスコ到着したらクスコで一息入れてマチュピチュに向かうのもよくあるコースですが、クスコは標高3,400m!!、富士山と大差ない標高です。
以前、富士登山で高山病に近い状態になり、下山するまで頭痛に悩まされた苦い経験もあり、人生で一度かもしれない旅が残念な結果にならないよう、ここは大事をとって標高の低いオリャンタイタンボ で一泊することにしました。
クスコの観光は最後にとっておいて、クスコ空港に到着と同時にそのままホテルの送迎車でオリャンタイタンボへ向かい、そこで一泊+観光をして高地での足慣らしをする安全策をとりました。
オリャンタイタンボ ってどんな所?
オリャンタイタンボ とはどんな所か。それははっきり言ってそれほど魅力的な場所ではありません。きっと歴史的価値は同等なのでしょうが、マチュピチュのオマケ感が強いです。町の端の斜面にいきなり石段がそびえているので、段々畑?と見紛う可能性すらありそう。
しかし、マチュピチュを観光するツアーバスが大挙して押し寄せてくるので、人の多さは半端ないです。
遺跡
まず、遺跡の入り口近辺には観光客目当てのお土産やが並んでいます。
色鮮やかな民芸品が所狭しと並んでいて、呼び込みもしつこくなく、雰囲気はとても良いです。
入場料を払って石段を登るとこんな感じで遺跡全体が見渡せます。
遺跡の上からオリャンタイタンボ の村を見るとこんな感じ。
遺跡を下から見るとこんな感じ。観光客が多くて石段では列が出来るほど。
石段が急なので皆さんゆっくり登ったり降りたり、待ち行列がすごい。
遺跡自体は2、3時間もあれば十分見て回れます。
村を散策
そのあとはオリャンタイタンボ の村を散策。
ピザ屋やカフェもあり、WiFiが使える店もありました。
同じように遺跡を見終わって村を散策する観光客がたくさん。
村の端の畑まで行って戻るルートが定番コースのようで、人に続いて歩いているうちに一回りできました。なんてことない散歩だけど、地元の生活も垣間見得てわりと楽しいです。
翌朝乗る予定の鉄道の駅も見てきました。
出発
一夜明けてホテルの朝食。遺跡が見える二階の食堂でセルフサービスの朝食です。
だいたいこんな感じ。
ということで、高地での足慣らしもこれで完了、高山病も怖く無い!
次はいよいよマチュピチュへ向かいます。
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