カンボジアの世界遺産、アンコールワットに行ってきた [1] (アンコールワットの朝焼けとル・メリディアン・アンコール)
2015年夏、「行ってみたい世界遺産」 のランキング常連、ベスト5には必ず入るカンボジアのアンコールワットに行ってきました。
ベトナム航空
日本からはベトナム航空でハノイ経由で行くのが最もポピュラーかつお得です。
ベトナム航空は格安航空ではないのでサービスもしっかりしており、機内食もそこそこで機内エンターテイメントもあり、それでいて料金安いのでとてもお勧めです。
変に格安チケットを探すより、航空会社のHPで買うのが手っ取り早いしいざという時に融通が利くと思います。
また、ストップオーバーでハノイを楽しむこともできます。
ということで、今回のアンコールワットの旅はベトナム航空を使ってハノイ経由で行ってきました。
シュムリアップ空港
ハノイを経由して到着したのがカンボジアのシュムリアップ空港です。
シュムリアップ空港は飛行機からは歩いてターミナルに向かうという、とってものどかな空港でした。
カンボジアの入国審査、荷物受け取り、空港から出ると観光客を出迎える人が沢山まっています。
空港から市内への移動は車しかない(公共交通機関はなかった)ので、あらかじめ迎えを手配しておくことをお勧めします。
実はこのお迎えの車でホテルに向かう途中で、アンコールワットが車中からチラ見できてしまい、興奮すると同時に、感動は後にとっておきたかったな、と複雑な気持ちに。
この旅でお世話になったホテルはこちら。ルメリディアンアンコールです。
ちなみに空港からの送迎はホテルにお願いしました。
通常、ホテルに空港の送迎をお願いすると高額な料金になりますが、この時はたまたまホテルの開業??年を記念するお得なパッケージプランがあり、空港までの送迎が含まれていました。
空港から出て出迎えのドライバーについて駐車場に行くと、ドライバーが冷えたおしぼりと飲み物をくれて感動しました。
ホテルの話はまた後ほど詳しく。
アンコールワットの朝焼け
ホテルに到着してすぐにアンコールワットの朝焼けツアーを申し込みました。
その日はもう遅いのでホテルで早寝して、翌朝はまだ暗いうちからロビーに集合。
個別に送迎してくれる車に乗り込んで、まず向かったのがチケット売り場。
ここで必要な日数分有効なチケットを購入します。
窓口にカメラがあり、そこで撮った写真がチケットに印刷されるので人に譲渡や貸し借りはできません。
遺跡前の駐車場に車を置いて、ドライバーが入り口まで案内してくれます。
入り口の係りの人にチケットを見せて、あとは単独で遺跡の中へ。
用意してあった懐中電灯を使って足元を照らしながら、石畳の道を延々進んでいきます。(懐中電灯は夕日鑑賞時にも活躍したので持って行くと便利です。)
真っ暗で何も見えませんが、行く先は皆同じなので他の人について行けばまず迷いません。
そしてたどり着いたのが、知る人ぞ知る撮影スポット、池ごしに朝焼けに染まる遺跡のシルエットが見えるNorthern Reflection Pondです。(下の地図の場所)
それほど待つこともなく、空が白み出しました。
やがて朝焼けに赤く染まり始め、有名なアンコールワットの遺跡のシルエットがはっきりしてきます。
その荘厳な眺めに感動。
世界各国からこの景色目当てにやってきた観光客が、皆無心でシャッターを切っていました。
空はどんどん明るくなっていきます。
これくらい明るくなると、今度は皆さんこぞって自撮り開始。
側から見ると、こんな感じです。
この人混みはほとんど運動会ですね。
アンコールワットの朝焼けを拝んだあと、すぐに帰ってはもったいないです。
この時間、遺跡の中は人がほとんどいません。時間の許す限り、見て回ることをお勧めします。
こんな感じで、静かな遺跡をじっくり見学できます。
ル メリディアン アンコール
メリディアンはアンコールワット遺跡に一番近い高級ホテルです。
ということは逆に言うと市内からは外れている、と言うことです。
しかし、今回は遺跡観光が目的なのでこのホテルを選びました。
ホテルで自転車を借りて遺跡までサイクリング、なんてことも簡単にできたので、結果正解だったなと思います。
ホテルの敷地内には整備された緑の空間が広がり、そこだけ別世界という感じです。
ホテルは中庭のある正方形の形をしていて、その中庭にも緑が生い茂ってリゾート感たっぷりでした。
そして特筆すべきは朝食です。
毎朝動くのが辛くなるまで腹一杯、美味しくいただきました。
中でもフォーが絶品で、これを食べるためにまた行きたい!と思うほど。
味自体はオーソドックスなのですが、おいしさのツボを心得ているという感じ。
そしてフルーツも満載。スムージーも何種類もあって食が止まりませんでした。
ホテルのプールがもまた素敵です。
カンボジアの遺跡をイメージした?造りで、水に浸かっているだけで癒されました。
泳ぐ!というより、静かに沐浴する、という感じで大人向けですね。
奥に見える建物の中には、ジムがあってランニングマシーンで走っている人もいました。
遺跡観光で汗だくになった後、このプールに使って涼んでいると疲れも吹っ飛びました。
プールサイドのサマーベッド脇には軽食のメニューがあり、
スタッフさんも気さくに声をかけてくれるので、
ついついプールサイドでビールやおつまみ頼んでしまいました。
しかもお値段は(日本の高級ホテルに比べると)お手ごろ。
また訪れたい、と思わせるとても良いホテルでした。
アンコールワットの旅のつづき、こちらの記事もどうぞ。
おしまい。