クロアチアのドブロブニクからボスニア・ヘルツェゴヴィナの「モスタル」に行ってきた。クラビカの滝と橋からのダイブ映像もご紹介!
クロアチアはボスニア・ヘルツェゴビナに隣接しており、世界遺産にもなっている街「モスタル」への日帰りツアーも沢山あります。
せっかく高い旅費を出してドブロブニクまで来たので、ちょっと足を伸ばしてモスタルを訪れる事にしました。
モスタル日帰りツアーの手配
ツアーはネットで自分も手配できますし、ドブロブニク旧市街には多くの代理店が店頭で呼び込みしています。
ネットでオプショナルツアーを手配するならVELTRAなどが有名。
たとえば、こんなツアー。
- ボスニア・ヘルツェゴビナ 世界遺産モスタルとクラビカの滝 1日観光ツアー<4月~10月/英語/ドブロブニク発>
- ボスニア・ヘルツェゴビナ 世界遺産モスタル+メジュゴリエ+ポチテリ 1日観光ツアー<英語/ドブロブニク発>
ホテルをBookin.comやExpediaでネットで予約していれば、そこでオプション手配の提案も出てくると思います。
事前手配のメリットは「安心感」ですが、一般的には現地で手配した方が割安ではあります。
人気のツアーで申し込み者が多いと、現地で手配するときにはもう行きたい日は満席という可能性も。
さらに日本語ガイド限定となると数が少ないので事前手配が安心ですね。
ただし、日帰りバスツアーなどは集合時間さえ確認できれば英語ガイドでもなんとかなります。解散時にガイドさんを捕まえて、時計や地図を使って指さし英会話(必要なら紙に書いて)でほぼ大丈夫です。
日本語ガイドのツアーは高いですし、ここは割り切って英語ガイドのツアーするのが賢いと思います。
英語ガイドのドブロブニク発のモスタル日帰りツアーは多くの旅行会社が催行していて値段もお手頃です。
今回は、ホテルのツアーデスクで相談したらお手頃のツアーがあり、しかもホテル発着だったのここで申し込みしました。
ツアーは早朝出発で朝食を食べる時間がありませんが、それを見越してお弁当を手配してくれてりいい事ずくめでした。
ツアーの内容
ドブロブニクからモスタルへの日帰りツアーは、モスタルと合わせていくつかの観光地巡ります。
観光地の組み合わせは色々ありますが、モスタルで長い時間滞在できるツアーとなると、
- モスタル
- クラビカの滝
の2つを巡るツアーに絞られました。
ネットでよくみるのは先にモスタル、そのあとクラビカの滝を巡るツアーでしたが、ホテルで手配できたのはクラビカの滝が先で、モスタルは後でした。
どちらが便利なのか正確な理由はわかりませんが、午前中でもクラビカの滝はかなり多くの観光客が居たので、午後に多くのツアーが集まってくるとかなり混雑するかもしれません。
クラビカの滝
ツアーの内容に合わせてまずはクラビカの滝から。
場所はこちらです。
クラビカの滝はボスニア・ヘルツェゴビナにあるので、またドブロブニクはクロアチアの領土としては飛び地にあるので、国境を三回超えます。
ただでさえ距離があるのに、パスポートコントロールを三回も受けるので時間がかかるのは仕方ないですね。
バス休憩が一度あり、レストランとスーパーが併設するドライブインに立ち寄りました。
そこで朝食をとり(ホテルでもらった朝食弁当を食べました。弁当がない人はレストラン?かスーパーで)しばらく走ってやっと到着。
大型バスがたくさん止まれる駐車場と、真新しい券売所があったので、おそらくクラビカの滝は昨今人気が上昇しているものと思います。
駐車場から滝までは10分ほど坂を下ります。足の悪い人向けに、有料バス(トラム?)もあるようでした。
滝に着くとこんな感じです。
あまり期待していなかったのですが、思ったよりも滝が大きく、また水遊びする観光客の多さに驚きました。
すれ違うのも難しいほど細い木の橋を渡って滝壺に近づくことができます。
滝壺の目の前にはなんとカフェが!
ここにたどり着くには膝上まで水につかる覚悟が必要です。
水着ならまず間違いないですね。着替える場所(単につい立てがあるだけ)もありました。
ただし水はかなり冷たく、泳ぐのは覚悟が要りそうです。(みんな水に入る時キャーキャー叫んでいました)
水着でないまでも、水に入れるサンダルは必須です!
ビデオ映像はこちら。滝の大きさや賑わう様子がわかると思います。
カメラに入らない場所にたくさんの人がいます。ほとんどみんな水着で川遊びが目的。
おそらく半日以上はここで遊ぶ予定なのかなと思います。
時間に余裕があって水着を持ってたら絶対入りたいと思うこと確実。
モスタル
モスタルに到着すると、ここからは現地ガイドが案内してくれました。
ツアーはとても良心的で、ここで現地ガイドについて行かず、個人行動してもOKでした。
でもほとんどの人が現地ガイドに橋まで連れて行ってもらいました。
個人行動する人も、出発時に現地ガイドに方向を教えてもらっていました。
現地ガイドも英語ですが、英語が苦手でも見どころを連れ回してくれるので付いていく価値はあると思います。
ガイドさんの後を追って駐車場から数分行くと、すぐにこんな売店の並ぶいかにも観光地といった雰囲気の通りに入ります。
これが意外と長く、モスタルの橋が観光城下町化しているのがよくわかります。
途中、ガイドさんがオススメのレストランを教えてくれたりします。(結果、そこで食事しました)
橋の前はこんな感じ。
もう橋を渡ってきた人とすれ違うのも大変なほど人だらけ。
こちらが橋から見た上流の眺め。向こうにモスタルが見えます。
ガイドさんによると、川の右側が東洋文化、左側が西洋文化に別れているとのこと。
橋の下流の眺めがこちら。
橋の下まで降りて、川に浸かることができます。
橋を渡った先、モスタルの手前まではバザールになっていて沢山の商店が賑わっていました。
バザールを抜けた先がガイドさんオススメの写真スポットで、そこからの景色はこんな感じです。
橋の上は人だらけ。
景色を堪能したのち、来た道を戻って橋のたもとに降りてみました。
石段を降りて、川べりからの眺めがこちら。
ガイドブックなどでよく見かける写真は、このあたりから撮ったものが多いですね。
モスタル橋からダイブ!
ガイドさんによると、見世物として有料で橋の上から飛び込むショーがあるそうです。たしか数十ユーロだったかと。
川の水は冷たいので訓練が居るため、慣れた人でないと飛び込んではいけない(危ない)とか。
なんと偶然にも川にダイブする瞬間に遭遇しました。
その時の映像がこちら。
最初は海パン姿の男性が橋の欄干に立ち、あれよあれよというまに人だかりができると、男性は慣れた動作でウェットスーツを着込んで再び欄干へ。
川には安全確認のボートが待機していて、男性と手で合図。深呼吸したかと思ったら川へダイブ!
観光客向けのデモンストレーションだったのか、それとも誰かが料金を払ったのかはわかりません。
でも、かなりの高さなので迫力ありました!
天気にも恵まれ、良いツアーになりました。
現地で手配すると、天気の良い日を選べるのでこれも現地手配のメリットですね。
ちなみに、ドブロブニクの話はこちら。
おしまい。