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都内のガーデンプールに行ってきた! 毎日でも行きたいホテルプール3選とそのお得な利用方法をご紹介。

今週のお題「夏を振り返る」

今シーズンのプールシーズンはもう終わりですが、

来年のために今年行った(行きたかった)都内のプールを振り返ってご紹介します。

昨今はナイトプールが注目を浴びていますが、ここでは太陽の陽の光の下で水の涼しさを楽しめるプールを選びたいと思います。

選ぶ基準としては、(勝手に決めた)ガーデンプールの三要素、

  • プールを取り囲む緑
  • プールサイドのカフェ
  • デッキチェア(&パラソル)

の充実度をメインに選びました。

また、敷居の高いホテルプールのお得な利用法もご紹介。

 

1. ホテルニューオータニ東京のガーデンプール

都内のホテルプールを語る上で、このプールを避けては通れませんね。

ナイトプールの先駆けにしてパイオニア、火付け役といっても過言でないのではないでしょうか?

では昼間のプールはどうなのでしょうか? 

実際に8月中旬に行ってきました。まず場所はこちら。

プールの受付は赤坂離宮側にあるので、ホテルの正門(四ツ谷方面)の脇から「なだ万本店」に向かって地面を歩いて行くと早いです。(ホテルの中に入ると遠回りに)

それでは、ホテルニューオータニのガーデンプールの様子を以下3要素でまとめます。

プールはニューオータニのメインと呼ばるホテル棟の前に位置しています。

ホテル棟と面していない3方にデッキチェアが並んでいるのですが、

もっとも数が多いデッキチェアはホテル棟に面しているので、チェアに座るとこんな景色です。

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この写真は9時にオープンしてすぐに入場したので、まだ人もまばらですね。

他の場所にしても良いのですが、直射日光を避けて常時日陰の場所を選ぶとこの位置がベストです。

さらにここで寝転んで見上げると、ニューオータニのメイン棟が。

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この背後にはなだ万」本店を取り囲む竹林が茂っており、それが生み出す日陰に入って寝転ぶのはとても気持ちよかったです。

プールに入っている時やプールサイドのカフェで寛ぐときは緑生い茂る(そして夏風にそよぐ)竹林が見えて贅沢の極みといったところ。

ニューオータニは庭園が広いので、竹林のすぐ向こうにはビルが、なんてこともなく、都心の一等地であることを忘れてしまうくらいです。

カフェ

OUTRIGGER(アウトリガー)というプールサイドダイニングが併設しており、水着のまま利用することができます。

プール入場時にガウン(バスローブ)が渡されるので、これを羽織って利用する人がほとんどでした。

アウトリガーは一段上がったプールを見下ろす位置にあるので、プールではしゃぐ人、デッキチェアで寛ぐ人々、風にそよぐ竹林を見ながらビールや食事を楽しむことができます。

ガウンを羽織った人々がグラスを傾けながらプールを見下ろしている様は、(いい意味で)バブル感がすごいです。緑と青空もあいまって贅沢感が満喫できます。

ただし! 料金はかなりお高い

一杯飲んで一品食べたら5千円は下らないという立派なホテル価格なのでご覚悟を。

 

デッキチェア

デッキチェアは豊富ですが、よくある白いビニールの帯とプラスチックのフレームで出来た物で、高級感は今ひとつでした。

パラソルは固定なので、日差しを遮れる場所は早い者勝ちです。

ただし、資金が豊富な方には特別席(それも2段階)が用意されていて、デッキチェアもパラソルも質が違います。しかも庶民を見下ろせる一段高い場所にあります。

この特別席を利用できる人は限られるのではないでしょうか?

もしかすると、ホテルに箔をつけるために、もしくは高いプール利用料の目くらまし(安く見えるように)用意しているのかも。(個人的憶測)

 

お得な利用方法

ホテルニューオータニ東京のガーデンプールは宿泊客以外(外来)も利用できます

ただし! その料金は昼間の利用で¥20,000/大人一人(2019年の平日利用料)というお値段です。これはもう庶民を寄せ付けない「結界価格」ですね。

泊まった方が安いのでは!? と思った方はご名答。宿泊者は¥2,000で利用できます。

シーズン中はプール利用付きの宿泊プランも用意されているので、いっそのこと宿泊して一泊二日のプール三昧というのもアリですね。

もっとお得な利用法はないものか? → あります!!

ニューオータニにはニューオータニクラブ(NOCという会員制度があり、これを活用するとお得に利用できます。

www.newotani.co.jp

NOC会員ならば、宿泊者の利用料が¥2,000 → 無料

外来の利用料が¥20,000 → ¥10,000(平日)と、最大で¥10,000もお得になります。

いやそれでも高いよ! という方も多いと思います。(私もそうです)

そんな方のために、NOC会員向けにクーポン(割引利用券)が年に数回配布されます。(平日利用限定)

2019年の夏は、プール利用券が3枚届きました。(私はこれを使いました)

この割引利用券ならば外来の利用料がなんと¥2,000!!

しかも、1枚で同伴者1名まで同料金!!

つまり、平日に二人でプールを外来利用した場合、通常なら¥40,000のところが¥4,000で済みます。(まさかの90%オフ!!)

NOCの年会費は¥1,240円ですから、プールを一回利用するためだけに会員になっても元が取れるどころではありません。

しかし、そんなNOC会員が多いのでしょうか、プールは平日でも大盛況です。

朝早めに行って混んできたら帰る、くらいの気持ちで利用すると良いと思います。

なお、外来を受け付けているだけあって、更衣室はロッカー、シャワーブース、洗面台が完備されていて、数も多く清潔です。トイレも綺麗(これ重要)でした。さすがニューオータニ!

タオルやガウン(バスローブ)も料金に含まれているので、水着さえあれば気軽に利用できますね。

 

ちなみに、このプールは水温が管理されていて、ゴールデンウィークでも30度くらいまで水温を上げて営業しています。一足早い夏を楽しむ、なんてことも可能ですね。

個人的にはニューオータニ東京は食のパラダイスなので、プールと合わせてホテルレストランの利用をお勧めします。

プールは再入場ができるので、昼食は着替えてホテルのレストランで、そしてまた水着に着替えてプールの続き、なんてこともできますよ。オススメです。

 

2. グランドプリンスホテル新高輪のダイアモンドプール

プリンスホテルにはランクがあり、その中でも「グランドプリンス」は最上位の「ザ・プリンス」に次ぐランクだそうです。

そのグラウンドプリンスの冠を持つグラインドプリンス新高輪のダイアモンドプールを8月末に利用してきました。

場所は、言わずと知れた品川/新高輪です。

 プールはホテルのラウンジ「もみじ」から眺める庭園内にあります。

 ホテル正門から入って「もみじ」の前を左に曲がり、宿泊棟内の1階を通り抜けて庭園に出たところがプールの受付です。

庭園に出る手前に更衣室がありますが、これがお世辞にも褒められないもので、元客室の一部屋にロッカーと脱水機があるだけ。元客室なのでバスルームは付いていますが当然一つです。

おそらく宿泊客限定なので、部屋で着替えてこいという事なのだと思います。(しかし、庭園内には水着での移動はNGと書いてあったり、どうすれば良いの?って感じですが。)

 

こちらの写真をご覧ください。(実際に行った時、朝一で入場して撮影しました)

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日陰に入っているデッキチェアに寝転びプールを眺めながら、同時に庭園の緑を見ることができます。そよ風に吹かれながら蝉の声も聞こえてくれば絵に描いたような夏の日が満喫できます。

都内のガーデンプールとしては最高の条件ではないでしょうか。(もっと良い場所があればぜひ教えてください!)

さらにその向こうにホテルの宿泊棟がそびえていますが、真っ白かつ単調なので威圧感もなく、青空と木々の緑に溶け込んで気になりません。

緑の条件に関しては、ニューオータニ東京のガーデンプールの上をいっていると思います。

カフェ

カフェは上の写真の背面、デッキチェアが並ぶさらに後ろにありました。

建物の庇の下に丸テーブルがいくつも並んでいて、そこで飲食することができます。

ニューオータニ東京と比べると、比較的利用しやすい価格だったと思います。

ただし、高級感はあるかというと、行楽地のオープンレストラン、といった感じでそれほどではなかったです。まあ、お値段相応と割り切れるレベルです。

デッキチェア

デッキチェアは十分な数がありますが、ホテルの宿泊者数に比べると少なめかもしれません。

ただし、写真通りマットレスの付いた高級感のあるデッキチェアで、濡れたまま使うのが申し訳なくて必ずタオルを敷いて使っていました。(感覚が庶民ですね)

ニューオータニ東京と同様に、割増料金で利用できる殿上人向けベッド(天蓋付き)がありました。(写真でプールの向こう側に2つ並んでいる)

 

お得な利用方法

ダイアモンドプールは残念ながら宿泊者専用です。外来の利用はできません

人数制限(混雑の緩和)の観点からは支持できますが、お得な利用には限界がありますね。

もっとも一般的にはプールが利用できる宿泊プランを利用するのがベストだと思います。

プール利用が宿泊料金に含まれていない場合、プール利用は¥3,790/大人一人(2019年)とニューオータニ東京よりややお高いです。

その他に安く利用する裏技としては、

クラブフロアに宿泊する

グランドプリンスホテル新高輪、グランドプリンスホテル高輪のクラブフロアの宿泊客はプールを無料で利用できます。

クラブラウンジも利用できるので、トータルで考えるとお得な場合もあります。

SEIBU PRINCE CLUBのプラチナメンバーになる

西武グループの会員サービスSEIBU PRINCE CLUBのプラチナメンバーとして宿泊すれば、部屋のランクに限らずプール利用料は無料です。

ただし、プラチナメンバーにはいきなりなれないので、ゴールドから初めて修行(西武グループのサービスを利用してロイアリティを獲得)が必要です。詳細はこちら。

SEIBU PRINCE CLUB トップページ

ちなみに、プラチナメンバーでなくとも、ゴールドメンバーでも利用料の割引(¥500引き)はあるようです。

Marriott Bonvoyのプラチナメンバーになる

マリオット・インターナショナルのロイヤルティプログラムはMarriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ) のプラチナエリート(もしくはそれ以上)として、ザプリンスさくらタワーに宿泊すればプール利用料は無料です。 

グランドプリンスホテル新高輪、グランドプリンスホテル高輪、ザプリンスさくらタワーのすべてのクラブラウンジが利用できたりと、高級感あふれるホテル滞在(お籠り)を楽しむにはもってこいです。

ただし、プラチナエリートになるのはこれもまた険しい道です。Marriott Bonvoyの詳細についてはこちら。

https://www.marriott.co.jp/loyalty.mi

もしくはこちらの記事もご参考まで。

kattekita.hatenablog.com

 

ちなみに、グランドプリンスホテル新高輪にはスカイプールという中層階屋上プールもあり、こちらはお子様は利用できない大人向けのプールです。

利用料金や、お得な利用法はダイアモンドプールと同じなので、上記のお得な利用法の条件を満たせば、ダイアモンドプールとスカイプールをハシゴすることも可能です!

しかし、緑が無いのでガーデンプール枠からは除外しました。

 

 3. ホテルイースト21のガーデンプール

3つ目はホテルイースト21のガーデンプールです。が、申し訳ない、このプールはいったことないです。

行きたいと思いつつ、今年の夏も機会がありませんでした。

以前に宿泊したことがあり、その時にプールが素晴らしかったので、次の機会にと思っています。まず場所はこちら。

ホテルは江東区にあり、最寄駅は東陽町です。

立地的には穴場と言っていいかもしれません。

知る人ぞ知る、都内の大規模ガーデンプールですね。

ホテルの紹介ビデオあるので、こちらを見ると行きたくなるのでないでしょうか?


HOTEL EAST21 TOKYO GARDEN POOL

プール自体の規模はビデオでも十分わかると思います。

全長48mの直線型プールで泳いでみたいし、

メインのプールは泳ぐも良し、涼を得るのも良し、

さらには水に浸かったままおしゃべりを楽しむのもまた良しと、

いろんな楽しみ方ができそうですね。

 

以下、まだ実際に行ったことないので憶測ベースですがポイントをまとめます。

ホテルの中層階の屋上、なので緑に関してはどうしても限界がありそうです。

しかしながら、屋上庭園があるのでガーデンプールとして合格ラインだと思います。

カフェ

ガーデンカフェが併設してあるので、木陰でドリンクや軽食を味わうこともできそうです。

デッキチェア

写真やビデオで見たところ、デッキチェアの数は十分ありそうです。

デッキチェアの数に比べてパラソルも豊富なようで、屋上の直射日光の下でも安心して過ごせそうですね。

お得な利用方法

プールは外来でも利用でき、利用料は平日で¥7,560/大人一人(2019年)です。

宿泊者でも平日で¥3,240/大人一人なので、この差なら外来利用という選択肢もありそうです。

さらにはホテルのデイユースでプールが利用できるプランもあるので、

外来/デイユース/宿泊のそれぞれのプランを比較して選択するのが賢いですね。

なお、ホテルに会員制度はあるようですが、プールの割引は対象になっていませんでした。(もしかしたら会員限定で割引券配布があるのかな?)

来年はぜひトライしたいと思います!!

 

おしまい。