その庭園は17年連続日本一! 鳥取県の足立美術館に行ってきた。
春前の3月になりますが、 鳥取県の足立美術館に行ってきました。
ここは庭園がすばらしく、なんと17年連続日本一の庭園だそうです。
メディアでも多く取り上げられ、首都圏からは遠いものの訪れる人はかなりの数だそうです。
足立美術館とは
前述の通り庭園は有名ですが、コレクションも横山大観を始めアクセスが良ければ何度でも訪れたくなる美術館です。
今や山陰観光、特に出雲や松江を訪れるなら絶対に外せない場所です。
公式HPはこちら。
場所はこちら、米子駅から所要時間30分強の距離です。
レンタカーが手っ取り早いですが、JR安来駅より無料シャトルバスを運行しているので電車でもアクセスは容易ですね。
実際に行ってきた
今回はレンタカーを使って美術館に乗り付けました。
駐車場はとても広く、その人気の高さが良くわかります。
こちらが美術館の入り口。手前に別館があり、地下道でつながっています。
中に入って順路を進むと、さっそく庭園が見えてきます。
足元には堂々と「日本一」の石板が。
所々に詳細な説明もあり、庭自体が展示品であり美術品ですね。
窓ガラス越しに庭を見るので、肉眼では自然に見えますが、写真を撮るとやや青みがかった色に。
いつ来てもこのクオリティを保つのは庭師さんの努力と技は相当なものかと想像できます。
美術館に車で近づいてくると幹線道路の脇に家や店舗も多く建っていて
「あの広大な庭がこんなところにあるの?」
と不思議でしたが、美術館の中から庭園を見ると、近隣の家や道などの人工物が見事に隠れていて、景観設計の素晴らしさに驚かされます。
遠くの山、近隣の山、そして庭、その合間にあるはずの家や道が見事に見えなくなっています。
まるで広大な土地を買い取って全て庭にしたかのようです。目隠しでここに連れて来られたら、間違いなくそう錯覚すると思います。
庭園の中には鯉が泳ぐ池もあります。
池の向こうには煎茶室もありますが、入れるのは池の手前までです。
この池のすぐ隣にレストランがあり、窓際に座れば池を足元に見下ろしながら食事もできます。
庭の見取り図は公式HPに掲載されています。この池は④の「池庭」です。
公式HPには今現在ライブカメラがあり、リアルタイムで庭の景色を見ることができます。
下の写真はレストラン「喫茶室 大観」の窓際席から撮ったものです。
池の手前には茶室があり、中を伺うことができます。
茶室を覗くと、まるで額縁で切り取ったかのように向こうの庭が見えます。
違う窓からは滝が見えます。緻密に計算された庭と建物の設計に驚きます。
茶室の脇を通って向こう側の庭「白砂青松庭」へ。
ここは窓ガラスではなく、外に出て広大な庭を見ることができます。
遠くに滝「亀鶴の滝」が見えます。
どっちを向いても「見事」の一言。
本当に絵のように完成された景観です。
この後、順路としては横山大観などの日本画を始め、見逃せない絵画をたくさん見て回る事ができます。
入館料は比較的高めですが、この庭の素晴らしさを見ると高くはないですね。
今回、初めて足立美術館に訪れましたが、異なる季節(特に秋、それと雪景色)でまた訪れたいと強く思いました。
おしまい。
大林宣彦監督の「尾道三部作」の舞台、尾道に行ってきた。
少し前になりますが、今年3月初旬に広島を訪れた際、日帰りで尾道に行ってきました。
訪れたのは20年ぶりです。
「尾道三部作」とは
映画「時をかける少女」「転校生」「さびしんぼう」の三作品が「尾道三部作」と呼ばれています。
大林宣彦監督が自身の故郷である「尾道」を舞台(ロケ地)として撮影した映画です。
とくに角川映画として大々的に封切った「時をかける少女」の大ヒットは鮮明に覚えています。
主題歌も大ヒットしましたね。
20年前に訪れたときは映画のロケ地が観光スポットとなっていて、ご当地ラーメン「尾道ラーメン」の人気と相まって、尾道は大勢の観光客で溢れていました。
とても懐かしい思い出です。
そんな思い出も振り返りつつ、今回は「あっ、ここは以前来たところだ。」と振り返りながら巡ってきました。
尾道への行き方
空港から
ジャンボタクシー(乗合タクシー)で直に
広島空港からダイレクトに尾道に入るにはジャンボタクシー(乗合タクシー)が利用できます。(※2020年7月時点では運休しています。)
バス・JRをご利用の方へ アクセス時刻表:尾道・向島方面 ⇔ 広島空港・乗合タクシー(9人乗りジャンボタクシー)|広島空港
バス&JR
もしくは、JR三原駅までバスで行き、三原駅から尾道駅まで電車という行き方もあります。
バス・JRをご利用の方へ アクセス時刻表:三原駅 ⇔ 広島空港|広島空港
広島から
JR
山陰本線で(新幹線を使わず)尾道駅まで乗り換えなしで行けます。(ただし2時間弱時間がかかる)
時間に余裕がない場合は、途中新幹線を使うなど必要かもしれません。タイミングがあえば新幹線の新尾道駅利用で時間短縮できるかもしれません。
バス
広島のバスターミナルから尾道駅前まで直通のバスが出ています。
広島⇔尾道・因島 高速乗合バス フラワーライナートップページ 【広島交通】
バスターミナルの場所はこちら(百貨店「そごう」の3階)
出発場所が広島駅に近ければJR、繁華街だったらバス、が利用しやすいと思います。
実際に行ってきた
尾道ラーメン
到着早々、腹が減っていたので尾道ラーメンをいただきました。
入ったラーメン店はこちら。駅から徒歩数分の「喰海」です。
注文したのはオーソドックスにラーメン定食。
カウンター席からは海道が目の前。尾道に来た感がいっぱい。
おのみち海辺の美術館
ラーメン店の前から海道にそって、遊歩道「おのみち海辺の美術館」があり、腹ごなしにはうってつけの散歩道です。
風情のある海を眺めながら歩くことができます。
千光寺山ロープウェイ
「おのみち海辺の美術館」を抜けてさらに歩いてロープウェイへ。
バスもありますが、尾道駅から歩いて行ける距離です。
このロープウェイを登って歩いて降りてくるだけでも、主な見所を見て回ることができます。
下山道「文学のこみち」を歩く観光客がすぐ真下に見えます。
ロープウェイはぐんぐん登って、尾道大橋もよく見えます。
山頂には展望台が。午後には三原方面の海が輝いていて綺麗でした。
瀬戸内海は外海と比べて波の大きさがちょうど良いのか、ほんとにいつ見てもキラキラしてますね。
護摩堂
山頂から歌が書かれた石碑のならぶ「文学のこみち」を歩いて下山すると、中腹あたりで「護摩堂」に辿り着きます。
ここの見所は巨岩「玉の岩」。この岩、昔は夜に光を放って海上を照らしていたとか?
逆に言うと、それだけこの場所は海を一望できる場所、ということでしょうか。
みはらし亭
さらに降ると「みはらし亭」というクラシックな佇まいのカフェがあります。
今回は混んでいて(見晴らしの良い)席が空いていなかったので入りませんでした。
この「みはらし亭」の下の小さな公園の周りには、そこかしこにたくさん猫が居ます。
猫も慣れたもので、観光客にカメラを向けられても全く動じません。
あちらこちらで猫の撮影会が自然発生しています。
三重塔
さらに下ると「三重塔」が。
とても写真映えする場所ですね。
さらに降っていくと、趣ある石畳の坂道。
さらに下るとロープウェイの駅に戻れます。
懐かしい尾道を巡る旅のあとすぐ、ニュースで大林宣彦監督の訃報を知りました。
尾道を訪れた直後だったのでとても驚きました。
映画を通して尾道を紹介してくれた監督にありがとうと伝えたいです。
軽井沢マリオットホテルに行ってきた。部屋で温泉が入れる「温泉付き部屋」がお勧め。
梅雨明けはまだ遠い6月末、軽井沢のマリオットホテルに行ってきました。
お目当ては「温泉付き部屋」で温泉三昧です。
軽井沢マリオットホテル
軽井沢マリオットホテルは旧ラフォーレがマリオットとして生まれ変わったものです。
マリオットに変わる際に、今までのメインウィングに加えて温泉付き部屋で構成されるノースウィングが新たに増築されました。
メインウイングの地下には大浴場(温泉)があり、ノースウィングには各部屋のお風呂が温泉になっています。
ノースウィングとノースウィングは至近距離にありますが、通路はないので一旦外に出ることになります。たいした距離ではありませんが、雨の心配などちょっと面倒ですね。
また浴衣は室内専用なので、ノースウィング宿泊者がメインウィングの大浴場に行くにはちょっと腰が重くなります。
ホテルの公式HPはこちら。
ラフォーレ倶楽部としての公式HPも存続していますが、こちらは会員向けなので、一般の方は上記のHPが適していますね。
場所はこちら。
自家用車やレンタカーで訪れるなら全く問題ないと思いますが、新幹線や高速バスで行くとなると、軽井沢駅発着のホテルのシャトルバスを利用する必要があります。
季節や諸事情によって運行が変わることがあるので、事前にHPやTELで確認すると安心です。
シャトルバスの発着場所は、軽井沢南口の通路エレベーターを降りたバス/タクシーのロータリーです。
実際に行ってきた
今回は「温泉三昧」と言いつつちょっと小出掛けもしたかったので、軽井沢駅でレンタカーを借りて向かいました。
使ったのはタイムズレンタカー。タイムズカーシェアの会員だととてもお得に利用できます。
タイムズレンタカーの場所はこちら。 駅近です。
チェックイン
軽井沢駅からホテルまでは車で15分ほどです。
幹線道路脇でホテルの看板が(品よく)小さいので、初めて行かれる場合は見落とさないよう注意が必要です。
ノースウィングに宿泊する場合、チェックインはノースウィングです。
メインウィングの前を通り過ぎて、奥のノースウィングに向かいます。
ノースウィングは緑に囲まれた二階建ての建物。
ホテルと言うより邸宅っぽい感じ。別宅に帰ってきた感があります。
ノースウィングにはラウンジやレストランは無く、入ってすぐレセプションがあります。
部屋数も多くないので、受付してから部屋まですぐ近く。
お部屋
マリオットヴォンボイ会員の特典で、露天風呂付きのお部屋にアップグレードしてくれました。
露天風呂付きの部屋は1階です。2階は露天風呂ではないけど、(たぶん)ビューバスです。
畳敷きのスペースには座椅子があり、ホテルと言うより「家」に居る感覚です。
この座椅子スペースの後ろに露天風呂が。
写真では室内から露天風呂が丸見えですが、ロールスクリーンをおろせば見えなくなります。
部屋の入り口から見るとこんな感じ。カーテンの向こうには専用のお庭が。
洗面台は普通ですね。奥がトイレです。
露天風呂(温泉)
部屋付きの露天風呂はこんな感じです。
1階なので目の前に目隠しがありますが、見上げれば緑が目に入ってきて軽井沢気分を味わえます。
お湯は一日中、湯口からチョロチョロと音を立てて出続けています。(たぶん循環ですが)なんとも贅沢な趣き。癒されます。
露天風呂と脱衣所の間にシャワーブースがあります。これもよくできた作りですね。
ハンドシャワーだけでなくレインシャワーもついていました。
お庭(縁側)
部屋には専用の庭があり、露天風呂の湯船からそのまま出ることもできます。
人目を気にせずタオル一枚で夕涼み、なんてこともOKです。
ここまでくると、もうほとんど「家」にいる気分ですね。
見上げると生茂る緑と青い空。
「家」に居るようなくつろぎ感と非日常感の融合が絶妙です。
食事(朝食)
この時期、ブッフェ形式は中止しており、決まった盛り合わで朝食が提供されていました。
卵は基本スクランブルエッグですが、苦手なのでお願いして目玉焼きに変えてもらいました。(スタッフさん、ありがとう)
ブッフェだとどうしても食べすぎてしまうし、人が動いて落ち着かないので、こちらの型式の方が好きですね。
お散歩
徒歩圏内ではホテルの周りには(緑以外)何もありません。
遊歩道など散策に向いた道もない(幹線道路と生活道路しかない)ので、ちょっと歩くとしたらホテルの敷地内になります。
敷地内は広くありませんが、手入れは行き届いていて緑は満喫できるかと。
犬と泊まれるコテージもありました。
もう軽井沢は何度も行って見るものあまりない、避暑や温泉が目当て。
という方にはこのホテルはもってこいだと思います。
おしまい。
禅のテーマパーク?現代美術屋外ミュージアム!? 広島の新スポット「神勝寺」に行ってきた。
暖かくなり始めた3月の初旬、広島を訪れた際に足を伸ばして「神勝寺」に行ってきました。
「神勝寺」禅と庭のミュージアム
神勝寺は最近の旅行ガイドブックにも載っている注目スポットです。
公式HPがこちら。HPの作りも美術館のように洗練されていて興味をそそります。
場所はこちら。広島市から見ると尾道よりよっと先に行ったあたりです。
最寄りの大きな都市は福山ですが、神勝寺にもっともアクセスが良いのがJR永松駅です。
JR永松駅の駅前にタイムズカーシェアがあったので、今回はそこからカーシェアを利用して神勝寺まで行ってきました。
カーシェアはレンタカーよりも手軽で旅先でもとても重宝します。
6時間以内の時間の利用であれば給油も不要です。手続きも不要で予約時間にカードをかざして解錠し、借りた駐車場に戻すだけととても簡単。
スマホで予約ができ、事前に目的地をカーナビに遠隔セットすることもできます!(これホントに便利です)
「行ってみたい場所があるけど駅から遠い。レンタカーを借りるのは手間だし面倒。」
という場合にぴったり。
全国各地に自家用車がある感覚で使えるのでとてもお勧めです。
実際に行ってきた
JR永松駅からカーシェアを利用して実際に行ってきました。駅からは車で20分弱です。
正門のすぐ近くに駐車場があります。
門を入ってすぐ左側に受付があり、そこで拝観料を支払います。
受付のとなりにショップもありました。
拝観料は1,200円(大人)。お寺としてはちょっとお高目ですが、アートスポットとして捉えると妥当ですね。実際に中を見た後はさらに納得いくと思います。
園内マップがこちら。
出典:CAMPUS MAP | 神勝寺 禅と庭のミュージアム
一番奥の荘厳堂まで片道15分ほど(じっくり見ながらだと数倍はかかります)です。
話題のアートパビリオン「洸庭」を見たり、五観堂でうどんを食べたり、浴室でお風呂に入ったりとするなら、数時間は必要など思います。
正門入ってすぐ目の前には池があり、この景色が広がります。
まずは話題の洸庭に向かいます。その途中には多宝堂が。
多宝堂の前には車道を跨ぐ橋がかかっていて、ここを渡って洸庭に向かいます。
アートパビリオン「洸庭」
多宝堂から橋の向こうに見える洸庭。この時点でその大きさに驚きます。
橋を渡って洸庭の足下に。まるで大きな船の船底を見ているよう。
緻密で精巧なつくりとそのスケールに感嘆。
ぐるっと回り込んで反対側から。いや大きいですね。
橋からみて洸庭の反対側には川が流れる庭園があります。
この庭園から見る洸庭が素晴らしいです。
洸庭は中に入ることができ、その中では公式HP曰く
が鑑賞できます。
今回訪れた時は一時的に内部公開を中止しており、残念ながら中に入れませんでした。
(いく前からHPで確認しており承知で行きました。外から見るだけでも十分楽しめます。)
入り口には橋が掛かっていて、まるでUFOの搭乗口のようです。
正面から見ると間違いなく「UFO」です。
ほんとうに宙に浮いてる感がすごいです。今にも飛び立ちそう。
入り口にかかる橋の下には売店があり、飲み物など販売しています。トイレもありました。
洸庭の庭にはこんなオブジェも。まるで生き物のようで今にも動き出しそうです。
洸庭を一通り楽しんだら、橋を渡って戻ります。
五観堂の「神勝寺うどん」
園内の五観堂では食事「神勝寺うどん」がいただけます。
今回は訪れた時間が食事時よりも早く周りを見て回るだけでしたが、五観堂の周りには庭園や水車小屋などがあり雰囲気は満点でした。
荘厳堂
園内の一番奥にある荘厳堂の手前には長い石段が。(迂回路もあります)
石段をあがって荘厳堂に入ると枯山水の庭が。これがまたとても広い。
荘厳堂には靴を脱いで上がることもできます。
白隠禅画墨蹟の常設展示館「白隠コレクション」もあり鑑賞できます。
荘厳堂からの戻り、石段を避けて違う道でもどると見事な竹林が。必見です。
園内を一周して正門前に戻る途中。
浴室/露天風呂
「露天風呂が素晴らしい」という評判を聞きつけて、せっかくなので入ってきました。
内湯からみる竹林の眺めも素晴らしいそうです。
内湯と露天風呂は男女で入れ替えなので、希望があれば事前に確認しておくと良いと思います。
今回は運良く露天風呂に入ることができました。
母屋で受付をして、露天風呂のある離れに案内してもらいます。
一旦外に出て離れへと。離れには脱衣場もトイレもあります。
中に入るとこの眺め。絶妙のタイミングで貸し切り状態。心ゆくまで楽しみました。
湯面に映る竹林も美しい。新緑の季節はどれほど綺麗なのか。
ほとんどアートスポットと言っていい「神勝寺」、最後には露天風呂にも浸かってたっぷり楽しめました。
おしまい。
磐梯山を望む高原リゾート、星野リゾート 磐梯山温泉ホテルに行ってきた。東北最大級のスキー場「アルツ磐梯」がすぐ目の前。
2月の半ば、裏磐梯にある星のリゾート、磐梯山温泉ホテルに行ってきました。
ホテルの目の前にある東北最大級のスキー場「アルツ磐梯」でスキーも楽しんできました。
星野リゾート 磐梯山温泉ホテル
磐梯山温泉ホテルは「アルツ磐梯」スキー場に併設するホテルです。
スキー場がホテルの併設施設とも言えますね。いく季節によってどちらが主体になるか変わってくるところです。
場所はこちら。
最寄駅は磐越西線の磐梯町駅か翁島駅ですが、ホテルの無料シャトルバスは猪苗代駅から発着しています。
もしくは有料かつ冬季のみですが郡山駅からもシャトルバスが出ています。これはホテルだけでなく日帰りでスキー場へ行く客むけのバスでもありますね。
郡山駅からホテル(スキー場)までは約1時間ほどです。
バスはシーズンによって運行が変わる可能性があるので事前に確認すると確実です。
実際に行ってきた
郡山駅からホテルへ
今回はスキーも楽しみたかったので、朝早く郡山駅に到着し、有料のシャトルバスを利用しました。
郡山駅では新幹線口を出てすぐ近くに乗り場がありました。
シャトルバスは荷物室もある大型のバスなので荷物が多くても安心です。
チェックイン
チェックインは15時ですが、手続きは朝到着してすぐにホテルのレセプションで可能です。
ホテルの更衣室やロッカーも無料で利用でき、ホテルの前からスキー場に滑り出すことができます。
1日スキーを楽しんだ後、15時過ぎに鍵をもらい部屋へ。
広くて清潔感があり、ロータイプのベッドやデスクで部屋がより広く感じます。
部屋はレイクビューでした。(反対側はスキー場が見えるはずです)
ロビー
ホテルのロビーは会津の郷土感漂う造りで至る所に「赤べこ」が。
ラウンジのテーブルにも「赤べこ」が。
夕食ブッフェ
夕食はブッフェです。品数多く、郷土料理も多数ありとても楽しめました。
ブッフェだと混んでいる時などいちいち料理を撮りに行くのが面倒な時もありますが、ここではホテルのスタッフが気を利かせて(〜はいかがですか?と)頻繁に巡回してくれるので食事に集中できます。
お蕎麦の盛り付けはブッフェっぽくない完成度。
デザートもたくさんあり、いっぱいの腹に鞭打ってでも食べたくなります。
ハッピアワー
夕食が終わる頃、ちょうどロビー脇のバーカウンターではハッピアワーが始まります。
しかも宿泊客には一杯無料サービスも。
さらにこのバーカウンター前では日本酒講座が開催されて、日本酒の試飲もできました。大満足です。
お風呂
大浴場は地下です。
露天風呂はありませんが、浴槽からは吹き抜けから空が見える造りなので開放感はあります。
湯船にリンゴが浮いていて郷土感が出ていました。
さらに、湯上りの涼所には無料で食べられるアイスキャンディーが用意されています。他の星野リゾートでもあるサービスですが、これとても嬉しいですね。
アルツ磐梯スキー場
ホテル前のスキー場「アルツ磐梯」は本当に広いスキー場です。
ちょうどこの時は行き不足で一部コースが滑れませんでしたが、それでも全く飽きることない広さです。
リストを乗り継いで一番奥のコースまで行くと、あとで戻ってくるのも一仕事。
眼下には猪苗代湖を見ながらロングコースを滑るのはとても爽快でした。
林間コースから間近にみえる磐梯山も素晴らしい眺めです。
スキー場もホテルも大満足でした。
「アルツ磐梯」は初めてでしたが、また行きたいスキー場の一つになりました。
おしまい。
函館七飯スキーパークに行ってきた。函館市内から簡単にアクセスできる絶景4kmのスキー場。山頂には絶景鑑賞カフェが。
2月中ばに北海道は函館市に行ったとき、スキーを楽しむため函館七飯スキーパークに行ってきました。
函館七飯スキーパーク
函館七飯スキーパークは函館の大沼近くにあるスキー場です。
北海道でスキーというと、ニセコやルスツ、サホロやトマムが有名ですが、探してみると他にも魅力的なスキー場がたくさんあります。
そのほとんどが道央や道東に集中していますが、探してみると道南にも規模の大きなスキー場がありました。それがこの函館七飯スキーパークです。
私も今回「せっかく冬に北海道に行くならスキーがしたい」と思い、行く先の函館近くで探して知りました。
3kmを超えるロングライドのゴンドラで山頂まで一気に上がり、滑り降りるコースの距離は最長4kmと北海道ならではのロングランスキーが楽しめます。
しかも、雪質は他の北海道のスキー場に負けないクオリティ。
さらに、他のスキー場に比べると空いています! ロングスロープの前を見ても後ろを見ても誰もいない!なんてことも普通にあります。
宿泊場所は大沼近くにもありますが、お勧めは函館駅近辺のホテル。
駅近ならスキー場にも簡単にアクセスできるので、昼にスキーを楽しんだあと夜は夜景などの市内観光と美味しい食事を楽しむことができます。
実際に行ってきた
アクセス方法は、函館駅から大沼駅までJR、大沼駅からスキー場までは無料のシャトルバスを使うと便利です。
函館駅からスキー場へ
まずは函館駅で電車に乗り大沼駅に向かいます。乗車時間は40分弱。
函館駅は新しくなりました。すぐ近くにはホテルがいくつもあり、ちょうど駅直結のJRホテルも建設中でした。
長万部行きの電車で出発です。
平日であれば、スキー用具など大荷物でも気兼ねなくボックス独り占めできます。
途中で新幹線接続する函館北斗駅を超え、大沼が見えてくるとこの景色。
雪景色の湖面と駒ヶ岳の美しさに目を奪われていると、次が大沼駅です。
スキー場のシャトルバスは大沼公園駅からも出ていますが、大沼駅の方が函館寄りなので大沼駅で降りて待ちます。
駅舎の中はこんな感じ。ストーブがいい味出しています。
スキー場のシャトルバスは電車の発車の時刻と合わせているようで、それほど待つことなく(場合によってはもう待っている)乗車できます。
シャトルバスに揺られて15分弱でスキー場に到着します。
バスが発着する駐車場のすぐ横にゴンドラステーションがあり、このステーションの一階に更衣室やロッカー、レンタルショップやリフト券売り場があります。
いざ山頂へ
着替えてリフト券を買って階段を上がってゴンドラに乗車。
しばらくすると背後には駒ヶ岳と大沼の大パノラマが広がります。
さすがに3km超えの今度らは乗りごたえありますね。
ちなみに日本最長のゴンドラが苗場のドラゴンドラで5.5kmで25分もかかります。
その様子をタイムラプスムービー(早回し)で撮影しました。こちらです。
測っていませんが、こちらも乗車時間は10分強はあったと思います。
標高が上がるにつれて刻々と景色が変わり、山頂近くになると樹氷が見え始めます。
いよいよ山頂に到着。ゴンドラを降りると樹氷に囲まれた美しい景色がまっていました。
スキーやスノボをしなくても、この樹氷だけでも観光としては有りですね。
リフトを乗り継いだ山頂へ。その山頂からの景色がこれです。
コースの先に見える建物がゴンドラの山頂ステーションです。
この日は天気がとても良く、内浦湾の向こうに羊蹄山まで見えました。
スキー場から山(駒ヶ岳)〜海(内浦湾)〜山(羊蹄山)という特異な景色が観れるのは、日本でもここだけではないでしょうか?
PEAK CAFE :絶景鑑賞カフェ
ゴンドラの山頂ステーションのすぐ隣に「PEAK CAFE」という絶景鑑賞カフェがあります。
正面がガラス張りで、その先は長いスロープになっているので景色を遮るものが何もありません。
駒ヶ岳から内浦湾、天気がよければ羊蹄山まで見ることができます。
店内も小洒落ていて、山の上とは思えない落ち着いた雰囲気。
空いたスキー場を独り占めして滑り疲れた時の休憩にはもってこいです。
山麓CAFE
山頂にあるのは「PEAK CAFE」だけですが、山麓には2件のレストランがあります。
その一つが「山麓CAFE」。ゴンドラステーションの目の前にあります。
窓際には横手に長ーいカウンター席があり、手っ取り早く食事を済ませたり、待ち合わせするにはピッタリです。
レストラン駒
もう一つ山麓にあるレストランが「レストラン駒」です。
テーブル席がたくさんあるので大人数で来ても、混んでいる時間帯でも大丈夫ですね。
広い窓から広いゲレンデが山頂まで一望できます。
絵になるカッコいい薪ストーブもありました。
お得なチケット
シーズンによって変わる可能性はありますが、リスト券と食事がセットになったパックチケットをコンビニで購入できます。
ちなみに2019-2020シーズンのパックはこんな内容でした。(食事券とドリンク券は山麓のレストランでしか使えませんでした。)
- 【パック内容】リフト・ゴンドラ1日券(4,900円)+食事券(1,200円相当)+ソフトドリンク券(200円相当)6,300円 ⇒ 5,000円(1,300円割引)
シーズン終盤にはレンタルも込みのお得なチケットが発売されたりしますので、直前に確認することをお勧めします。
おしまい。
マレーシアのクアラルンプールにあるルメリディアン・クアラルンプールに泊まってきた。駅直結なうえにリゾート感ある屋外プールもある完璧ホテル。
1月末にマレーシアの首都クアラルンプール でホテル「ルメリディアン・クアラルンプール 」に泊まってきました。
ルメリディアン・クアラルンプール
マレーシアは初めてだったので、首都クアラルンプール も全く土地勘がありません。
なので、玄関口であるKL Sentral駅に近いホテルを探したところ、ルメリディアン・クアラルンプールに行き当たりました。
地図で見るとこの通り、KL Sentral駅に最も近いホテルの一つです。(他はヒルトンやアロフトなど)
空港からクアラルンプールへはシャトルバスが最も手軽かつ安価です。
でこのバスが着くのがKL Sentral駅の(ルメリディアンから見て)反対側です。
ちょっと費用がお高いですが空港から高速鉄道で来てもこの駅に到着します。
実際に行ってみても、観光拠点としても全ての路線が集まっている駅に近いので、かなり立地がいいホテルだなと感じました。
シャトルバスの降り場からルメリディアンまでは徒歩数分です。
Googleマップで見ると、道路脇を歩くルートが出てきますが、エスカレーターで駅に上がって中央路を通り抜けてもアクセスできます。(まっすぐ中央路を通り抜け、横断歩道を渡ったビルにホテルの入り口があります。こっちのほうが早いし安全だと思います。)
駅とは反対側には新しくて大きなショッピングモールがあり、食事や買い物など、生活に必要な物は全て揃います。
このモールが近くにあることも、ルメリディアンの立地の良さの一つですね。
雨が降っても濡れずにモールまで行けます。
実際に行ってきた
チェックイン
ホテルが入っているのは駅隣接する高層ビルです。
このビルはツインタワーになっていて、もう片方にヒルトンが入っています。
そのためか、エレベーターでロビー階まで上がると、 まるでクイズの正解選択のようにルメリディアンとヒルトンの入り口が並んでいます。この光景、ちょっと笑えます。
迷うことなくルメリディアンに進むとすぐにロビー、右側にチェックインカウンターがあります。
ゲストルーム
マリオットのロイアリティプログラム「Marriott Bonvoy (マリオット ボンヴォイ)」のエリートメンバーだったので、部屋をアップグレードしてくれました。
カードキーをもらって部屋に入ってみると、なんどバスビューの角部屋でした。
高級感がありつつ落ち着いた内装で居心地良さそうです。
バスルームがとても明るい。
驚いたことにシャワートイレでした。これも嬉しい驚き。
ビューバスの壁はほぼ一面ガラスで、とても明るく豪華。
部屋からの眺め
このホテルの中では中層階の部屋でしたが、それでもビル自体が高層ビルなので眺めは良かったです。
こちらの写真は部屋からみた朝日です。
夜はこんな感じ。
この部屋は駅側の眺めで、反対側ならば大きな公園が見えたはずです。
でもこの(ビューバスの)部屋なら迷わずこっちを選びますね。
屋外プール
立地に次ぐ(もしくはそれを超えるかも)このホテルの良いところ。それが屋外プールです。
ビルの5階ということもあり、(写真と実物が大きく違うことはよくあるので)実際に行くまであまり期待していませんでした。
でも、実際に行ってみたらこのとおり、ヤシの木が並ぶリゾート感あふれるレジャープールでした。
見上げるとビルがそびえています。ここは首都ど真ん中の駅前。
でも目の前にはリゾートホテルのプールが。奥にはプールバーもあります。
泳いで回れるほど広いプールです。子供用の小さいものですがスライダーもありました。
この通り、露天風呂のようなジャグラーも。
このプールは隣のヒルトンと共有のようで、いわばホテル二つ分のプールとも言えますね。どおりで大きいわけです。
このプール、都会にいることを忘れて1日寛いでいられます。
フィットネスジム
このジャグジーの裏あたりに、フィットネスジムがありました。
これもヒルトンと共有で、ホテル二つ分のフィットネスジムだけあって機器も数多く、スタジオもあったりと、ホテルのジムとは思えない充実ぶりでした。
朝食
宿泊プランに朝食ブッフェが含まれていたので、滞在中毎朝ブッフェをいただきました。
このブッフェがとても品数が多くて数泊しても食べ切れないほど。
広いので混雑することもなく利用しやすかったです。スタッフもとてもフレンドリーでした。
飾り付けがとても綺麗で目移りします。
シリアルだけでもこの通り。
ヌードルもあり美味しかった。
パンの種類もかなりの数があり、これはとても食べきれません。
ここの朝食は本当にとても充実していました。
部屋をアップグレードしてくれた、という優遇体験を差し引いても、
立地やプール、朝食など、満足度がかなり高いホテルです。
次回クアラルンプール を訪れることがあれば、間違いなく有力選択肢としてトップ候補になると思います。
ロイヤリティプログラム(Marriott Bonvoy)にご興味があれば、こちらの記事もぜひご覧ください。旅行好きの方、これから旅行が増えそうな方にはもってこいのプログラムです。
おしまい。