リッツ・カールトン沖縄に行ってきた。ツリーの点灯式にライトアップされたヤンバルの森はクリスマスの雰囲気満点。
12月頭、昨年に初リッツとして訪れたリッツ・カールトン沖縄に一年経ったのち再び行ってきました。
昨年訪れたときの記事はこちらです。
エアポートシャトルバスが便利
「リッツ・カールトン沖縄は名護市の手前、恩納村にあるので空港からは車で1時間以上かかります。
レンタカー、タクシー、バス、送迎サービスなど手段は複数ありますが、一番お手軽なのが「沖縄エアポートシャトル(リゾートライナー)」です。
リッツ・カールトン沖縄まで直接乗り付けることはできませんが、事前にホテルに連絡しておくと近くのバス停留所まで送迎してくれます。
事前にネットで予約もできるので夏休み中などの繁忙期でも安心して利用できます。
お得な2回乗車券や乗り放題バスを利用する場合、予約はできないので繁忙期はご注意を。
便利でお得な2回乗車券と乗り放題パス | 沖縄エアポートシャトル
シーズン以外なら予約なしでもほぼ大丈夫だと思います。
一方、リッツ・カールトン沖縄まで直接行けるリムジンバスを沖縄バスが運行しています。
エアポートシャトルと比べると本数が少ないですが、時刻が予定とあえばこちらの方が便利かもしれません。
空港リムジンバス | 沖縄県内の観光・貸切・バスツアー 【沖縄バス株式会社】
料金はエアポートシャトルよりちょっとお高いです。
実際に行ってきた
今回はチェックアウトが遅い時間だったので、エアポートシャトルを利用してバス停までホテルに送迎をお願いしました。
降りたバス停は「かりゆしビーチ前」。ホテルまでは車で5分ほどです。
事前にホテルに到着時間を連絡しておいたので、ホテルスタッフがバス停で出迎えてくれました。早くもリッツ・カールトンのサービスの始まりです。
チェックイン
ホテルに到着したのは15時より前でしたがチェックインの手続きをしてくれました。
一年ぶりに見たホテルは相変わらず威風堂々とした佇まい、かつ水をたたえた中庭が優雅ですね。
立地が丘の上、かつ周りがゴルフコースで開けているので見晴らしは抜群です。
ブルー(中庭の水)→グリーン(ゴルフ場)→ブルー(海&空)のサンドイッチがすごい構図ですね。
ゲストルーム
マリオットのロイヤリティプログラム「Marriott Bonvoy(ボンヴォイ)」のエリートメンバーなので、ベイビューの高層階のお部屋にアップグレードして頂きました。ありがとうございます!
一年前よりメンバーランクがアップしていたので、アップグレードのレベルもアップしたようです。
部屋に入るといきなりバスルーム越しに海が見えます!
ベイビューというだけあって名護湾?がとてもよく見えます。
バルコニーに出るとこの眺め。丘の上かつ高層階の高さなので見晴らしがすごいです。
部屋の作り自体は前回宿泊した部屋とほぼ同じ。とても使い勝手がよく気に入っています。
リッツ・カールトンってトイレットペーパーの三角折りに刻印しちゃうんですね。初めて気がついて驚きました。
スパ
前回同様、今回もスパでプールやヒートエクスペリエンスを楽しみました。
この辺の詳しい内容は前回記事にしているのでよろしければご覧ください。
前回訪れた時と違って、(たまたまでしょうか)ヒートエクスペリエンス(温浴施設)の利用は無料でした。(ただし、休憩ラウンジはスパでトリートメントを受ける人のみ利用可能)
スパまで続くヤンバルの森は相変わらず緑豊かで癒されます。
今年の冬からなんとこの森がライトアップされます。
ジャグジーからの景色もこの通り。癒されます。
クリスマスツリー点灯式
今回は11月と12月を跨いで宿泊したので、12/1に催されたクリスマスツリーの点灯式に立ち会えました。
11月30日には影も形もなかったクリスマスツリーが翌日には突如登場。
他にも館内の至る所、一夜にしてクリスマスの飾り付けが出現。
宿泊客が寝静まった深夜に作業したのでしょうか? これもリッツマジックですね。
点灯式の後はこの通り、きらびやかにホテルの夜を演出しています。
点灯式ではハンドベルの演奏もありました。まるでクリスマス当日のように雰囲気満点でした。
ヤンバルの森ライトアップ
ヤンバルの森のライトアップ「やんばるの森イルミネーション」は開業以来初だそうです。
4万5000個のLED電球で、ホテル棟からスパ棟へと続くやんばるの森がシャンパンゴールドカラーでライトアップされています。
スパ棟に続く光のトンネルを抜けるとこの通り、光きらめく夜の森が現れます。
回遊路に踏み込むとこんな幻想的な景色が広がります。
森の中からホテル棟から続く光のトンネル出口を見るとこんな感じ。
まるでSF映画に出てくる森の惑星に不時着した宇宙船のようです。
ここでグランピングができたら凄い体験ができそうです。リッツ・カールトンだからお願いしたらリッツニック出来ちゃうのかな?(夜間は無理かな)
ちなみに、リッツニックとは(公式HPより)
専用バスケットにお食事とブランケットマットをセットにした、当ホテル限定のオリジナルピクニックボックスをご用意しました。ホテル近隣のビーチや公園など、館内外のお好きな場所で手軽にピクニック気分をお楽しみいただけます。
クリスマスのライトアップ無くしても、リッツ・カールトンの夜は綺麗です。
(※写真はiPhoneのナイトモードで撮影しているので実際よりもかなり明るく写っています)
今更ながら気がついたのですが、リッツ・カールトン沖縄の前身である「喜瀬別邸」はグスク(琉球の城)を模して建てられたのですね。
シーズンオフも楽しいリッツ・カールトン沖縄でした。
むしろシーズンオフの方が落ち着いてゆっくりと楽しめるので逆に気に入っています。
またぜひ訪れたいです。
おしまい。
ラグジュアリーホテルの先駆け、天上人になれるパークハイアット東京に行ってきた。
10年ぶりに西新宿のパークハイアット東京に二泊してきました。地上50階に篭って天井人のように非日常を味わえる3日間でした。
パークハイアット東京
パークハイアット東京といえば2003年の映画「ロスト・イン・トランスレーション」(監督:ソフィア・コッポラ)の舞台にもなり世界的に知られるようになったホテルです。
外国からの観光客が増えるにつれ宿泊費も鰻登り。世界的人気のラグジュアリーホテルです。
場所は新宿駅から見て都庁の後ろ、新宿公演の脇に建つ新宿パークタワーの上層階を占めています。
西新宿という立地は一見不利にも見えますが、北側と西側には高層ビルがないので遠くまで景観が見渡せます。
さらに、東側は山手線内にひしめく高層ビル群を一望でき、夜にもなれば乱立する高層ビル群が全視界に広がる夜景が見渡せます。
昼間なら新宿御苑や代々木公園・明治神宮を手前に高層ビル群を超えて東京湾まで見通しが効くので、山手線内を箱庭のように一望できます。
ちなみに、パークハイアット東京は2019年に開業25周年を迎え、ソフィア コッポラも出演するスペシャルビデオが制作されています。
Park Hyatt Tokyo 25th Anniversary (Japanese)
実際に行ってきた
チェックイン
今回泊まったのはパークハイアット東京では小さめのお部屋です。
それでも45平米あるので十分。 家具のしつらえや備品など見劣りするところは全くありませんでした。
パークハイアットのベッドって程よい固さで寝やすいんですよね。日本人にはピッタリだと勝手に思っています。
枕も様々なリクエストに応えられるようです。お言葉に甘えてソバ殻の枕をお願いしました。
浴槽も大きいしシャワーブースも独立。浴室内にテレビもありました。
驚いたことに、備品として置かれていたBoseのBluetoothスピーカーが「SoundLink mini Bluetooth speaker II」でした!
同じスピーカーはリッツ・カールトン日光にもベッドサイドに置かれていました。
一流ホテルが揃いも揃って部屋に置くとは、もはや「一流ホテルの定番備品」ですね。
このスピーカーについては別ブログで記事にしているのでご興味あればお読みください。
部屋の中よりも、語るべきは部屋からの眺め。
高階層からの素晴らしい眺めこそ、パークハイアット東京に泊まる意味と言っても過言では無いはず。
紅葉の始まった明治神宮と代々木公園の向こうには東京湾まで見えます。一日見ていられますね。
夜になれば煌く東京の夜景が広がります。左端には東京タワーも。
一夜開ければ朝焼けに染まる東京の街。
東京という街をまさに「見て楽しむ」には最適なホテルですね。
デリカテッセン
ちょっと小腹が空いた、でもレストランに入るほどじゃない、そんな時に便利なのがパークタワー1階にある「デリカテッセン」。
パークハイアットの店舗なので相応のサービスが受けられます。部屋付けの支払いもOKですね。
テイクアウトのパッケージも立派ですし、イートインならホテルなのでスタッフの方がテーブルで食器などサーブしてくれます。
この時はビールを飲みながらサラダとサンドイッチをいただきました。
ジランドール(朝食)
今回は宿泊プランに朝食がついていたので、1日目は洋食(ブッフェ)をいただき、2日目は選べる和食(御膳)をいただきました。
ジランドールで和食を頂けるというのは新鮮ですね。この時期だけの特別対応だったのかも。
卵焼きや焼き魚、さらには湯豆腐まで大変美味しくいただきました。
梢(ランチ)
パークハイアット東京で和食を頂くなら「梢」です。ここではランチをいただきました。。
「梢」で窓際の席に座ると、天気が良ければ真っ正面に富士山が見えます。
まっすぐ街道が続く延長線上に富士山がそびえる、なんとも縁起の良い眺めですね。
遮る高層ビルが無いのも、このホテルの好立地ならではかもしれません。
スパ&フィットネス
宿泊プランにスパ(温浴施設)の利用が含まれていたので、スパとフィットネスも利用しました。ご存知の方も多いと思いますが、このホテルのジムは高層ビルの最上階に設けられたまさに「天空のジム」です。
個人的にはこの空間こそ「ホテルの売り(アイキャッチ)」だと思っています。
出典:パークハイアット東京
写真にはプールしか写っていないようですが、その両側のガラス張りのエリアがジムエリアになります。
一面ガラス張りの窓の前にランニングマシンが並んでおり、、地上180メートルから下界を見下ろしながら走るランニングマシンは、地に足が着いていない感がハンパではありません。まるで雲の上を走っているようです。
他にも、有酸素系のマシンからウェイト系のマシン、フリーウェイまで主要なトレーニングはできるよう完備されています。
走る・泳ぐ・鍛える、疲れたら下の階の温浴施設に浸かり、ラウンジでゆっくり休憩できます。時間の許す限りたっぷり楽しみました。
プールとジムの利用はプランに含まれていなくても、宿泊客ならば、部屋で(ジム着や水着に)着替えて利用する分には無料です。(プール脇の化粧室でも着替えは可能です。下の階にあるロッカーや温浴施設の利用は有料です。)
ニューヨーク・バー
宿泊したら絶対に外せないのが最上階にあるニューヨーク・バー。
宿泊客ならカバーチャージ(生演奏のチャージ)が無料です。(飲まないと逆に損です!)
そして何より凄いのがその夜景。エレベーターを降りて席に案内されると、目の前にドコモタワー、スカイツリー、東京タワーの3タワーがドーンと飛び込んできます。
写真だとスカイツリー(左)と東京タワー(右)が小さく見えますが、肉眼だと手に取るように目の前に感じました。
夜景の眺めだけでも「ここは日本?」と疑う非日常感が溢れています。
さらに、ひとたび生演奏が始まると、その名の通りまるでニューヨークのバーに居るかのよう(行ったことがなくても)。
遅れてボーカルも加わり、お酒の酔いも手伝って、特別な夜になること間違いなしです。
おしまい。
日本一長い!三連太鼓橋、青森県は鶴田町の「鶴の舞橋」に行って来た。
テレビCMで見てから「一度は行って見たい」と気になっていた「鶴の舞橋」に念願かなって行ってきました。
場所は丹頂鶴の里、青森県は鶴田町です。
「鶴の舞橋」とは
この橋は何年も前ですがJRのテレビCMにも登場しました。
津軽富士見湖に架けられた全長300メートルの三連太鼓橋です。
優雅な木造アーチはまるで鶴が舞い降りきたかのような曲線美です。
詳しくは公式HPをご覧ください。
最寄駅からも距離があるので、弘前か青森からレンタカーなどでアクセスするのが最も妥当な手段ですね。
滞在時間はそれほど長くならないと思うので、なるべく近い駅からカーシェアなどを利用するとより便利だと思います。
実際に行ってきた
今回は他にも立ち寄る場所があったので、終日レンタカーを借りたドライブの道中に立ち寄りました。
富士見湖パーク
なるべく端に近い駐車場をカーナビで探してまずは「富士見湖パーク」の駐車場に向かいました。
駐車場に車を止め、数分歩くとすぐに端が見えてきます。
「三連」と名前にあるように、3つの太鼓橋を繋ぐ場所に大きな踊り場があります。
まずは上の写真左側の大きな踊り場まで歩きました。橋は無料で自由に渡れます。
そこから振り返るとこんな景色です。
太鼓橋の頂点はかなり高さがありますが、橋はとても頑丈な作りで幅もあるので怖いと感じることはありません。
踊り場の反対側から見るとこんな感じです。
対岸には渡らず、戻って今度は橋のたもとから写真を撮りました。
駐車場の土産物屋にCMで使われた写真が飾ってありました。懐かしいですね。
写真の山の位置からしてどうやら撮影スポットは橋の反対側のようです。
せっかく来たのだからと、対岸からも見てみようと車を移動しました。
丹頂鶴自然公園
反対側は駐車場から少し歩きますが、橋のたもとまで10分もかかりません。
近道しようと林の中を抜けていくと、目の前に広がったのがこの景色です。
CMの景色にかなり近いですね。とても美しいです。
「撮影スポット」と看板が立っていた場所から見た景色がこちら。
CMの写真とはちょっと違いますが、これはこれで岩木山を背にした姿がとても美しいです。
さらに橋脚の下まで寄って見ると橋の大きさがよくわかります。
木造巨大建築の迫力はすごいですね。よくこれだけのものを造ったなと感心します。
今回訪れたのは秋でしたが、新緑の季節や、さらには雪景色で見たらさぞかし素晴らしいだろうなと思いました。
弘前や青森からはちょっと距離はありますが、青森に訪れたらドライブがてら立ち寄ってはどうでしょうか。
おしまい。
江戸時代にタイムリープ! 日本最長の宿場町「奈良井宿」に行ってきた。カフェを巡って宿をとってみた。
秋の気配が深まる 10月初旬、以前から気になっていた木曽路の奈良井宿に行ってきました。
奈良井宿とは
かつては江戸と京都を繋ぐ街道として多くの人々が行き来していた木曽路。
その木曽路の中では最も標高の高い宿場町として栄えていたのが奈良井宿です。
詳しくは観光協会のHPがとても充実しているのでご覧ください。
直行バスが便利
なんとなく(漠然とした)行き難い感があったのですが、調べてみたら新宿から奈良井宿までバスで直行できることがわかりました。
新宿から奈良井宿まで、バスならビールを飲んで寝ていても行くことができます。
車で木曽路をサクサク回って見るのも効率的ですが、せっかくの機会なのでバスで行って歩ける範囲をゆっくり自分の足で巡るのも良いと思います。
バスは 奈良井宿の脇を流れる奈良井川脇、木曽の大橋の近くで降ろしてくれます。
実際に行ってきた
木曽の大橋
新宿でバスに乗り、奈良井宿でバスを降りればすぐ目の前に「木曽の大橋」が。
いきなりの観光スポットに気分が上がります。
カフェ深山
バスを降りてちょっと小腹が空いていたら、バス停近くの「カフェ深山」がおすすめです。
場所はこちら。「木曽の大橋」から歩いて数分です。
テラス席もあり、お天気が良ければ外で食事やお茶をするのも気持ちいいですね。
ここお店の目玉は「100年前のカレーライス」です。
甘口であっさりと優しい味でおすすめです。
ちょっとお茶するなら信州産の材料を使った「えごまだれおはぎ」や、
定番のケーキもいいかも。
奈良井宿を歩く
腹ごなしも済んだら早速奈良井宿を歩きましょう。
全長1キロにも及ぶ宿場町、文化価値の高い街並みがそっくり残っていることに驚きます。
町のあちこちに季節を感じる飾り物もあって、歩く人を楽しませてくれます。
道は宿場町の中心に進むに連れて広くなっていきます。
上問屋資料館
中心を少し過ぎたあたり右手にある上問屋資料館は、中に入って見て回ることができます。(有料)
宿屋や土産物屋に改装されていない、昔ながらの家の造りを見ることができます。
奥行きがあって中庭もあり、中には明治天皇が休憩に使った部屋もあって必見です。
長泉寺
さらに少し歩いて右手の奥、長泉寺では見事な竜の天井画を見ることができます。
さらに歩くと道はクランク型に曲がってまだまだ続きます。
宿場カフェいずみや
全長1キロの奈良井宿を歩き端が見えてきたところに「宿場カフェいずみや」があります。
ちょっと一息入れるのにちょうどいい場所です。
思わず入り口を見落としてしまいそうなほど、街並みにしっくり溶け込んだカフェです。
中に入ればこんな感じ。
古い家の感じを残した和モダンな造りがとても落ち着きます。
お茶を飲みながら格子戸越しに街道を歩く人を見ていいると、本当に江戸時代に来てしまった感をも味わえます。
和洋折衷の甘いものを口にすれば歩いた疲れも癒されます。
御宿 伊勢屋
日帰りで見て回れる奈良井宿ですが、ここは宿場町。
せっかくですからここに宿を取って「昔の旅」に想いを馳せましょう。
今回は町の中心に位置する「伊勢屋」に宿をとりました。
さすが雰囲気は満点です。
昔の旅人に比べたら歩いた距離はお散歩ですが、それでも歩き疲れていただく夕食はさらにおいしい。
翌朝、早々と外に出て見ると通りには人通りは皆無。 宿場町を独り占めできます。
洋服を着た現代人も自動車も無い通りは、タイムリープ感がハンパではありません。
こればかりは宿泊した者の特典ですね。
車で通りすがりに観光するのではもったいない、のんびりそしてどっぷりと見て回るのも楽しい奈良井宿でした。
おしまい。
ここは海外の高級リゾート地!? 中禅寺湖畔にたたずむリッツ・カールトン日光に行ってきた。
9月上旬、首を長くしてオープンを待っていたリッツ・カールトン日光に宿泊してきました。
Marriott Bonvoy
今回はマリオットの会員プログラム(誰でも会員になれます)で貯めたポイントを使っての無料宿泊です。
宿泊代は所定のポイントを消費することで無料になりますが、食費は特典には含まれないので現地で実費支払いになります。
マリオットの会員プログラムやそのポイントについて詳細はこちらの記事をご覧ください。
リッツ・カールトン日光
当初リッツ・カールトン日光は2020年6月にオープンする予定でした。
なので6月中旬で予約を入れていましたが、これが9月オープンに延期なり、予約も9月に変更。
その後7月にオープンが早まり、予約済みのゲストには予約変更するかどうか再確認の連絡がホテル側からありました。
でも9月で予定を組んでいたので、予約は9月のまま変えずに楽しみにしていました。
場所はこちら。中禅寺湖の湖畔、かつ華厳の滝に一番近い場所です。
実際に行ってきた
チェックイン
通常のチェックイン時刻よりちょっと早めに到着。
ラウンジのすぐ横、夜はバーにもなる場所へ通されました。
数分と待たず、和装姿の担当スタッフが現れて「お部屋の準備ができています」と部屋へ案内してくれました。
チェックインは部屋で行うとのこと。とてもスマートですね。
真新しい廊下を通ってゲストルームへ。期待が高まります。
ゲストルーム:中禅寺湖ビュー
通された部屋は中禅寺湖に面した「中禅寺湖ビュー」の部屋です。
予約は「男体山ビュー」でしたがアップグレードしてくれました。ありがとうリッツ・カールトン!
マリオットのエリート会員はランクによってアップグレードの可能性が高くなりますが、今回はランク云々より予約状況の運が良かったようです。
部屋のドアを開けると広い玄関。客室内との仕切りには凝った格子作りの目隠しが。
部屋の中はこんな感じ。
奥にリビングスペースがあり、間にガラス戸の仕切りもあってほぼスイートのようです。
壁のように大きな両開き扉を押し開けると、奥には洗面所やお風呂、トイレといった水回りが。
ダブルシンクというより、洗面所が二つといった感じの広さです。
入ってすぐ片方の洗面台しか目に入らず、後ろにもう一つ同じ作りの洗面台があって驚きました。
ビューバス
部屋のお風呂はビューバスです。中禅寺湖と緑の木々を見ながらお風呂に入れます。
洗い場も広いしシャワーも手持ちと天井のレインシャワーの2つ、窓は電動でブライドを下ろすこともできます。
浴槽の向こうにはバルコニーが。
リビングスペースとお風呂の間は仕切り扉がスライドして開きます。
外の景色を存分に楽しみながらお風呂に入れます。
そしてこの浴槽が大きい! 大人二人でも入れる大きさ。頑張れば親子三人いけるかも。
ホテルには立派な温泉施設もあるので、何度もお風呂に入ることになりそうです。
ウェルカムギフト
ウェルカムギフトがとても凝った木箱に入っていました。
中には季節の果物と和菓子が。
美味しくいただきました。
ツボを心得た設備
部屋の設備はどれもとにかく素晴らしいの一言ですが、個人的に一番盛り上がったのがこのBoseのBluetoothスピーカー「SoundLink mini Bluetooth speaker II」。
「わかってるじゃないか!リッツ・カールトン日光!」と勝手に大絶賛。
このスピーカーについては別ブログで記事にしているのでご興味あればお読みください。
温泉
ホテルの温泉施設は一階にあります。
男女別の浴室に分かれる間に、湯冷まし所として寛げる部屋がありました。
冷えたボトルのミネラル水をいただけます。
棚の上にはさりげなく「見ざる聞かざる言わざる」の猿ではなくライオン?のぬいぐるみがありました。
細かい演出、気づいた人は盛り上がるでしょうね。
脱衣所には電子ロックのロッカーがあり、ミネラルウォーターが並んでおり、ドライヤーはあのダイソンでした。
浴室内は撮影できないのでホテルのHPでご覧ください。
露天風呂は大きくてゆったり入れます。ライトアップされた夜の露天風呂も見逃せません。
バルコニー
チェックインした日は雨が降ったり止んだりの天気でしたが、翌日は朝から晴天に恵まれ、バルコニーに広がる景色はこの通り。
右には男体山。
正面には中禅寺湖。
パノラマで見るとこんな感じ。
この絶景を見ながらお風呂に入りました。
今まで何度も来たことのある中禅寺湖ですが、ここから(湯に浸かりながら)見る景色はまるで別世界。
スイスのサンモリッツ? いやいやニュージーランドのクイーンズタウン? 海外の湖畔にある高級リゾートに居るかのような非日常感を満喫できました。
朝食
リッツ・カールトン日光の朝食はすごいです。
和食と朝食が選択できますが、今回は和食を選びました。チェックインでお世話してくれたスタッフの方も和食がお勧めとのこと。
和食には黒豆納豆や温玉など選択肢もいくつかあって迷いました。
まず飲み物(ジュースやコーヒーor紅茶)とサラダ、続いて籠?に入ったパンがサーブされます。
他にも地元?栃木の牛乳やドリンク・ヨーグルトなど(自由にセルフで)頂くことができました。
そして運ばれてくる、これでもかとおいしいものが詰まっている木箱!
写真は映りがイマイチですが、テーブル狭しと占有する大きさの木箱です。
朝からお造りとローストビーフ、中身もすごいですがお値段もすごい。一人6千円です。
マリオットのエリート会員なので割引が適用されましたが、それでも立派なお値段ですね。
近隣散策:旧大使館別荘
ホテルから徒歩で30分ほどの場所に、JRのCMでも紹介された英国とイタリアの旧大使館別荘があります。
ホテルでもゆっくりしたいけど少し外も歩きたい、という時にはぴったりの散策先です。
ホテル前の中禅寺湖畔を時計回りに歩けばたどり着くので迷いようがありません。
公式HPはこちら。
旧英国大使館別荘は、暖かい季節には湖畔側がフルオープンになり開放感が素晴らしいです。
散策後は再び温泉に入ったり、贅沢な部屋でチェックアウトまで絶景を楽しみながらゆっくりと過ごしました。
ホテルの庭だけでも十分癒されます。
アフタヌーンティーが楽しめるホテルのラウンジ前には緑が広がっています。
ここでゆっくりとした時を過ごすのも贅沢ですね。
今回は初めて訪れたので「あれもこれも」と落ち着きなく過ごしてしまいました。
もう一度訪れる機会があれば、今度はじっくりと楽しみたいと思います。
おしまい。
徳島の大塚国際美術館に行ってきた。もしもこっちがホンモノだったら!? 妄想で楽しさ倍増!
8月初旬、徳島を訪れた際に、以前から行きたかった大塚国際美術館に行ってきました。
何年か前に、年末の紅白歌合戦のライブ中継にも登場したのでご存知の方も多いはず。
大塚国際美術館への行き方
実はこの美術館、行き方が割と難しいんです。
徳島県と兵庫県の境、淡路島へと続く鳴門海峡のすぐ脇にあります。
意外ですが、大阪神戸の関西大都市からの方が高速バスでアクセスが容易です。
首都圏からは飛行機で伊丹、神戸、徳島の空港へ飛んで、そこから車かバスで移動する必要があります。
徳島空港に到着後、うまく直通バスに乗り継げればいいのですが、タイミングが合わない場合はバスを乗り継いで向かうことになります。
空港から美術館まで直通のバスもあるのですが、本数が多くありません。代わりに徳島駅からは比較的多い本数の直通バスが出ています。
バスの乗り換えが不安な場合は、一度徳島駅まで行って、駅から直通のバスに乗ると安心ですね。
バスの乗り換えの挑戦して万が一間違えても、街中なのでタクシーを捕まえればリカバリーできますね。
実際に行ってきた
今回は徳島空港に朝到着して、そのままバスを乗り継いで大塚美術館に向かいました。
乗り換えのバス停で15分ほど待ちましたが、徳島駅まで戻るよりも効率的に移動できました。
バスに揺られること1時間弱、街中を通り過ぎると景色は一変、大きな橋や曲がりくねったアップダウンの海岸沿い道路など、めくるめく景色の変化に飽きることがありません。あっという間に美術館に到着しました。
チケットカウンター、コインロッカー
入館後にツアーの説明で聞いたのですが、大塚美術館は景観を守るために「山をくり抜いて」作られたそうです。
なので、美術館の入り口はひっそりと山の麓にありました。入り口から先、えっ!建物はどこ?地下なの?と思うような場所です。
チケットカウンターの横にコインロッカーがあります。美術館内にもコインロッカーはあるのですが、荷物が重くて今すぐ預けたい!という方にはこっちが便利ですね。
自分も空港から直接来たので荷物が重く、ここで預けました。
チケットを購入してゲートを抜けると、長い長い上りのエスカレーターが出現します。
エスカレーターにはショーアップの効果がありますね。昇るに連れて期待が高まります。
システィーナ礼拝堂
この美術館の最大の目玉は「システィーナ礼拝堂」です。誰でも一度は写真など目にしたことがあるのではないでしょうか?
エスカレーターを登って入館すると目の前の部屋にいきなりこの目玉があります。
とにかく大きい!緻密!迫力あります。
美術館では最大の目玉は一番奥に置いて、全館を見て回るよう導線を作るものですが、ここは違いました。入っていきなり目玉です。これは太っ腹です。
この時点で、「素晴らしければ本物かどうかはどうでもいい」という感じになります。
この後も、あれも!これも!と超有名作品がこれでもかと続くのですが、それはぜひご自身で訪れてご鑑賞ください。
ほぼ世界中の有名美術館の目玉作品が見て回れるのでは?
しかも、(当然ですが)素人には本物と全く見分けがつきません。
目を凝らして近づいてみても、油絵具の立体感といい(例えは悪いですが)超精巧な偽札を見ているようで少し怖くなるほどです。
「もしもこっちがホンモノだったら?」とあらぬ妄想が湧いてきたり、「そもそもホンモノって何?」「誰が確認したの?」「その鑑定は信用できるの?」と疑心暗鬼に。
この「信頼の足元が揺らいでいく感覚」もぜひ楽しんでください。
モネの睡蓮の庭
美術館にはモネが睡蓮を描いた庭を模した池があります。日の光を浴びた池はとても美しいです。
本当にモネの絵を見ているようです。
この池の中心部には内向きに円形の壁があり、
その内側にはパリのオランジェリー美術館にあるモネの睡蓮の絵が。
本家は屋内ですが、こちらは屋外。しかも絵の上には緑が生茂り、現実と融合したモネの睡蓮の絵が素晴らしいです。
そしてこの池の脇には美術館のレストランがあります。
睡蓮の池を見ながら食事できるというのもすごいですね。ここで昼食をいただきました。
7つのヒマワリ
「ここでしか見れない」というか「ここだから見られる」のがゴッホの「7つのヒマワリ」
世界中に散らばったゴッホの「ひまわり」が7作品、一室に並べられている様は圧巻です。
第二次世界大戦の芦屋大空襲で焼失した『芦屋のひまわり』までが再現されて並んでいます。
美術館の特色を最大限に生かした凄い企画展示ですね。
今、世界中で文化財の保護のためにデジタル化保存などの技術が進んでいます。
本物と見紛う複製技術に加えて失われた情報を補う補修技術が加わり、「本物を超えた複製品」を好んで展示・視聴する日が近いような気がします。
屋上広場
作品を一通り下の階から見ていくと、最後にたどり着くのが美術館の屋上(山の上に飛び出た建物の一部)です。
広い芝生と海を見ながら、作品の余韻に使ったり、隣接するレストランで一息入れるのもいいですね。
一日いても飽きない、というか1日じっくり見てまわる規模の大塚国際美術館でした。
お世辞にもアクセスが良いとは言えない場所にありますが、機会があればまた行きたい場所の一つになりました。
おしまい。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートに行ってきた。サウスタワーのプレミアムオーシャンルームは居心地満点。
関東は梅雨明けの兆しもない7月中旬、夏真っ盛りの沖縄に行ってきました。宿泊したのはシェラトン沖縄サンマリーナです。
シェラトン沖縄サンマリーナ
以前は「サンマリーナホテル」でしたが2016年に大幅改装して「シェラトン」ブランドに名を変えました。
もともと恵まれた立地に加えて、新客室棟、ウェルネスセンター(屋内プール、大浴場、フィットネスジム、スパ、ビーチバー)、ウェディングチャペルなど施設が増築されてより魅力的なホテルに生まれ変わっています。
場所はこちら。近隣にもオンザビーチホテルが立ち並ぶビーチリゾートゾーンです。
空港からはシャトルバスが便利
空港からのアクセスはシャトルバス「リゾートライナー」が便利でお得です。
ホテルの目の前にバス停「サンマリーナビーチ前」があるので荷物があっても苦になりません。
Webでも予約できるし、空きがあれば予約なしでも乗車できます。
さらに、往復で利用するなら「2回乗車券」がお得です。
「2回乗車券」はコンビニ(ファミリーマート「ファミポート端末」)で販売しているので、当日でも乗車前にコンビニで購入できます。
路線バスもありますが、空港からだと倍近く時間がかかるので、少し待ってでもシャトルバスを利用するのが時間が無駄になりません。
実際に行ってきた
チェックイン
チェックイン時刻より少し早めに到着してしまいましたが、(Marriott Bonvoyのメンバーだから?)部屋が準備できている、とのことで入れてもらえました。
このホテルにはクラブラウンジは無いので、Marriott Bonvoyのエリートメンバーでもエントランスのレセプションでのチェックインとなります。
客室
Marriott Bonvoyのエリートメンバーだったので、(と言うよりも、空いていて運よく)新規増築された「サウスタワー」のプレミアムオーシャンルームにアップグレードして頂きました。
とても良いお部屋で驚きました。サンマリーナさん、ありがとうございます!
一歩踏み込んで思ったのが、まず「広い!」「バスタブが見える!」。
遊び心あるバスタブを中央に配置した作りで、ホテルならではの「非日常感」を存分に味わえます。
タイル張りの壁面に間接照明、とても手が込んでます。
ツルツルピッカピカのバスタブ、大きくて立派です。この部屋の主役と言って良さそうです。
奥にはシャワーブースもあります。
バスタブの手前、客室との間はスライド扉で閉めることができます。
そのままベッドになるであろうソファーが立派です。大人でも十分寝れます。
さらに、壁面から引っ張り出せる壁面収納ダブルベッド(業界では「マーフィーベッド」と言うそうです)まで!
この部屋の定員は4名だそうですが、どのベッドも十分な大きさと品質で、みんなで気持ちよく眠れそうです。
逆に言うと ベッド4つ入れても余裕のある広い部屋、と言えますね。
コーヒーマシンも完備です。
天井にはシーリングファンが。間接照明や天面の作り、垂れ下がるランプなど、随所随所がとても凝っていますね。
個人的に嬉しいのがディアハブ (Bluetooth, HDMI, USB)です。
スマホをHDMIで繋いでオンデマンドビデオを大画面で見たり、Bluetoothで繋いで音楽を聴いたりと、まるで自宅にいるかのように快適に過ごせます。
バルコニー
サウスタワーは全室バルコニー付きで、(一部を除き)マリーナが目の前に見えます。
高階層だったので、マリーナの向こうのビーチやホテルまで見晴らしが良いです。
バルコニーのチェアはリクライニング式なので、ゆったり寝そべって寛ぐこともできます。
クルーザーの向こうには真っ白なチャペルが、その向こうには光り輝く海原まで見えます。
ラウンジ
クラブラウンジはありませんが、サウスタワー宿泊者はタワーの1階にあるラウンジでソフトドリンク(セルフサービス)を無料でいただく事ができます。
ちょっとした休憩スペースもあります。
ラウンジの他にも、サウスタワー宿泊者には以下の特典があります。
- 滞在中リゾートパス(ウェルネス&スパ「ぬちぐすい」)が無料
- 部屋のミニバーが無料(2日目以降の補充は無し)
- サンセットバー&テラスでハッピーアワーのドリンクが飲み放題
- 朝食をランチへ無料で変更可能 (朝食付プランの場合のみ, メニューに制限あり)
(2020年夏の情報です。最新情報はホテルHPでご確認ください)
いい事ずくめのサウスタワーですが、ビーチやウェルネス&スパからちょっと遠い事だけが難点ですね。でもその難点を遥かに上回る快適さでした。
1Fのラウンジ前にタワーの専用玄関もあるので、住んでいるかのように快適に過ごせます。
ビーチ
オンザビーチホテルなのでプライベートビーチもあります。防波堤で囲まれているので安心して遊泳できます。
リゾートパスがあれば、ビーチのチェア&パラソルは無料で利用できます。
屋外プール
ビーチの脇には屋外プールもあります。併設するウェルネス&スパ「ぬちぐすい」の脇にテイクアウトのカフェがあるので、喉が渇いたり、小腹が空いた時に便利です。
ホテルのアクティビティの目玉が、屋外プールの上からスタートして海を越えて防波堤まで伸びるジップライン。
なんとジップラインで滑空する真横をドローンが並行飛行して撮影してくれるそうです。
よくある「アクティビティの記念撮影」もここまで進化したのですね。現時点ではとても魅力的な差別化になりそうです。
ウェルネス&スパ「ぬちぐすい」
ウェルネス&スパ「ぬちぐすい」にはスパ、屋内プール、大浴場&サウナ、家族風呂、フィットネスジムがあります。
こういった施設が充実していると、シーズンオフでも訪れたくなりますね。
今回は大浴場とフィットネスを利用しましたが、どちらも新しくて綺麗でした。
フィットネスジムはご覧の通り、目の前にビーチを見ながら汗を流す事ができます。
このフィットネスジムだけは、リゾートパスが無くても全宿泊ゲスト無料で利用できるようです。
外来利用も可能
サンマリーナのビーチとプールは宿泊客でなくてもビジター利用が可能です。
リゾートパスを購入(ビジター料金:¥5,000/大人)すると、以下の施設が利用できるようです。
- 屋内プール、屋外ガーデンプール、ウォータースライダー、ロッカー、シャワー、タオル、「パラデッキ」セット (パラソルx1 & チェアx2) ※大浴場およびシェラトンフィットネスジムは利用不可
那覇のシティホテルに宿泊して、高級ホテルのプライベートビーチを日帰りで満喫、なんて楽しみ方もありますね。
おしまい。