沖縄の聖地、世界遺産でもある斎場御嶽(せーふぁうたき)に行ってきた
日本はまだ冬の3月、暖かい沖縄の世界文化遺産、斎場御嶽(せーふぁうたき)に行ってきました。
以前から行ってみたいと思っていたけれど、
場所もピンとこなかったので旅の目的から外れてばかり。
沖縄といえばやっぱり海、那覇空港に着いたら逃げるように北上してしまう。
そんな自分に喝をいれ、意を決して、というか万を辞して空港から南に下りました。
行き方
時間によっては道が混む場合もあるので余裕を見て計画することをお勧めします。
ちなみにレンタカーで行く場合は鉄板ルートというのがあります。
通称?ニライカナイ橋を通って行く道が、久高島が青い海の彼方に見える絶景ルートだそうです。
(伝聞調なのは自分は久高島に寄ってから行ったのでこの道は通っていないからです。)
斎場御嶽
駐車場から歩く
斎場御嶽に行くには少し歩く覚悟が必要です。
駐車場は離れた(斎場御嶽まで0.5キロ)場所にあり、第二駐車場まであります。
駐車場の脇に土産物屋と券売場があり、ここであらかじめ入場券を買ってから歩き始めます。
勢い勇んで「入場券忘れた!」とならないようご注意を。
ガイドさんが詳しい説明をしてくれるコースもあり、もし時間に余裕があるならオススメです。
入場券を買ったら、信号を渡ってこんな道を歩いていきます。
真夏はちょっとツライかも。
そんな暑がりな人を、幾つもの土産屋が涼しい氷菓子で誘惑してくれるでしょう。
早い人なら7〜8分で入り口に到着します。
ここで入場券を渡して、短いビデオ映像を見ます。
斎場御嶽の歴史的・文化的な価値や背景、注意事項などを映像で紹介してくれます。
ここで「あっ、やっぱりガイドツアーに変えたい」と思ったら、
この場でも追加料金で対応してくれると思います。私が行った時はビデオを見たあとツアー参加者を募っていました。
ヒールやサンダルなど、うかつにも歩き難い履物で来てしまった場合は、ここで履物を貸してくれます。
普通のスニーカーでも滑りそうな道があるので要注意です。
斎場御嶽を見てまわる
入り口から見学コースに入ると「世界遺産」の石碑がお出迎え。
順路に従って歩いていきます。この道が石造りなのでけっこ滑ります。傾斜もあるし、雨で濡れたりしならかなりの難易度かも。
そんな道を慎重に進んで行くと、最初の拝所が。もちろん立ち入り禁止です。
沖縄の方と思しき人がお祈りしてるのを見かけて、今も神聖な場所なのだと実感。
さらに歩いていくと、こんな神秘的な景色が待っています。
木と石が一体化していて、ラピュタの遺跡のよう。
言われなくてもここもが聖域だと実感できます。
さらに順路を進んで行くと、斎場御嶽の代名詞ともいうべき「三庫理(さんぐーい)」。
ガイドブックなんかでよく見かけますよね。
ここに来るまでは、てっきり人里離れた山の中にひっそりと存在してるのかと思ってました。
でも実際来てみるとかなりの賑わい。いくら待っても人が入らない写真は撮れませんでした。
この二つの岩の間を通り抜けた左側、海の向こうに神の島「久高島」が見えます。
なんでも、久高島と斎場御嶽と首里城はほぼ直線で並ぶそうです。実際グーグルマップで見たらやや外れてましたが、まあ直線と言えなくも無い感じ。
今回は斎場御嶽に行く直前に、同じ南城市に属する久高島にも行っています。
久高島と斎場御嶽は深い関係にあり、二つとも訪れると倍以上楽しめること約束します。
なお、斎場御嶽の公式HPはこちら。行く前に確認すれば間違い無いですね。
カフェめぐり
斎場御嶽や久高島を訪れて、
「あー暑い!疲れた!ひと休みしたい!」
とパニックになった時、心が落ち着くオススメのカフェを2つ紹介します。
海のイスキア
斎場御嶽と駐車場の間にあるカフェです。
芝生の庭の向こうに海が広がる気持ちい場所でした。
Cafeやぶさち
斎場御嶽から331号線を車で10分ほど南下した場所にあるカフェです。
通りから一つ入った場所にある(通り沿いではない)のでちょっと注意が必要です。
店の前の駐車場は狭いけれど、通り過ぎると広大な駐車場あるので、混雑どきに車で行っても安心です。
お店はこんな佇まい。
一階にもショップがあり、カフェは2階です。
テラス席からの眺め。結構な高台なので、キレイな海が遠くまで望めます。風も吹き込んで気持ちいい。
タコライス。美味しかった。スタッフさんも親切。
人気の店なので、混雑する時間帯を外した方が、
ゆっくり静かに楽しめると思いますよ。
おしまい。